テスト

名の知れたビーチと言ったら白人でごった返す人のあふれる場所となります。

しかしマレーシアはイスラム教徒嫌いの白人(クリスチャン)の影響もあってか  人はまばらの遠浅のビーチとなってました。

このような人の少ないビーチがマレーシアには まだまだ多く残っているようです。

僕はチェラティンビーチに近いログハウス(丸太で出来た小屋)のゲストハウスに泊まっていました。

チェラティンビーチ

そしてそのログハウスの中で休息をとっていた時 突然 窓ガラスを〃ガツン〃と叩く音が聞こえました。窓ガラスの外にはサイチョウが木の枝にとまってました。

親切で気の利くサイチョウは わざわざ窓ガラスをノックして僕に〃あいさつ〃をしてくれたと思ったのでしたが…

実は そうではなくサイチョウは窓ガラスにうつった自分の姿を見て敵と勘違いして攻撃したのでした。

ちなみにサイチョウはオウムのような大きなくちばしを持った珍しい鳥です。

クアラトレンガヌ サイチョウ

サイチョウに関するビデオ

さらにクアンタンではウミガメの出産にも立ち会う事が出来ました。

クアンタン

夜 母ウミガメは卵を産むために海の中から満月の灯りだけを頼りに〃のそのそ〃と陸へ這い上がってきます。

生む場所が決まると短くて不便な後ろ足でゆっくりと穴を掘りだします。そしてピンポン玉のような卵を次々と生み落としていきます。 

またウミガメの卵は29度を境にオスかメスかに分かれるそうです。温度が低いとオスに高いとメスになるそうです。 

母ウミガメは生涯 なんと1000個近い卵を産むそうです。それでも鷲やオオトカゲなどの天敵に食べられ生存できる亀は1%(1000個中10匹のみ)だそうです。

およそ1時間の産卵を終え母ウミガメはその後 タイやフィリピンの海で暮らすそうです。

無事生き残った子亀は20~30年後 同じ海岸に産卵のために戻って来るそうです。ウミガメの出産は太古から続く とても神秘的な光景でした。

トレンガヌ ウミガメの出産

ウミガメの出産を撮影⦅映像⦆ 


 

日本国内でも多くの場所でウミガメの産卵を見る事が出来るそうです。

ウミガメの産卵

 こちらは小笠原諸島でのウミガメ産卵に関する感動の記事です。

なお普通のウミガメが重さ約300キロなのに対してカミアリ(パプアニューギニア)オサガメは なんと800キロもあるそうです。

パプアニューギニアの体重800キロの水牛に匹敵する大きさのウミガメ関する記事についてはこちらをどうぞ

そのほかクアンタンではホタル観賞ツアーに参加しました。それは夏の夜に見た天然のクリスマスツリーと言ったところでした。見た人は絶対に感動します。

ホタル観賞ツアーの後 宿まで持ち帰った蛍

ドイツ人と手造りサテ(マレーシアン焼き鳥)

サテの作り方を紹介したビデオ

 

クアンタン(モスクとサッカー場)

トゥンガザハラモスク(池に浮かんでいるような白いモスク)

<目次>
1マレーシアに関する基本情報
2マラッカ王国と
ポルトガル統治時代のマラッカ

3マラッカ
~フランススコザビエルに関する話題~

4オランダ統治時代のマラッカ
5タンチェンロックと中国人華僑(マラッカ)
6ハーモニーストリートほか
~マラッカの町の様子

7KL(クアラルンプール)の基本情報
8KLマレーシア独立記念日
9KLインドの奇祭タイプーサム
10KLチャイニーズニューイヤー
11ウミガメの出産(クアラトレンガヌ)
12ペナン島
13ランカウイやイポーとその他の名所