テスト

華厳の滝(栃木)1 山肌を垂直に昇る白い龍!

今から1234年前の奈良時代 そこは日光(栃木県)の霧の立ち込める森の奥深くでした。そこへやって来たのは なんと〃つるつるテカテカ〃大きな ゆで卵(むきたて)でした。
何とも美味しそうな ゆで卵 慌てて塩を探すも見つかりません。しかし残念ながらそれは ゆで卵ではなくあの男体山を切り開いて開山した偉いお坊さんの〃つるつる頭〃でした。

実はその日その偉いお坊さんは〃たまげて〃腰を抜かすほどの大発見をするのでした。そうとは知らずお坊さんは毎日の日課でもある山登りの修行の最中でした。

その日は特別 濃い霧が発生し前が全く見えない状態でした。しかし お坊さんは長年の勘と耳から聞こえるかすかな音だけを頼りに山を登り続けます。
実はその偉いお坊さんは山登りの達人でもありました。そのため険しい山も何のその大股歩きの〃どや顔〃で堂々と登っていました。

しかしそのお坊さんの余裕に満ちた表情もそのあと起こる〃あっ〃と驚く出来事で一気に吹っ飛んでしまうのでした。
順調にいっていたかのように思えた山登りでしたが 突如 前方の方から〃ゴォーー〃と言う轟(ごう)音が鳴り響いてきました。

すると あら不思議  霧が一気に引き 真っ白に濁っていた空気がスッキリと透明になりました。それはまるで曇ったガラス窓をタオルで拭いた時のようでした。

目の前の視界が一気に開けたと思ったら 今度は なんと山肌を天高く垂直に登って行く白い竜に出くわしました。
その龍の大きさは直径7メートル 高さは なんと100メートルもありました。

たまげた お坊さんは可哀そうに開いた口がふさがらず顎が外れたままその場に倒れこみ腰を抜かしてしまいました。そしてしばらく立ち上がる事が出来なかったそうです。
龍が天まで上りきったところで再び濃い霧が発生し前が見えなくなりました。

そのときお坊さんが見た天に上る白い龍は 間違いなく華厳(けごん)の滝でした。そしてそのお坊さんが華厳の滝の第一発見者となりました。

大迫力の 日光 華厳の滝
日光には1234年前のあの偉いお坊さんの銅像が建てられてました (勝道上人像)

ーーーこのあと華厳(けごん)の滝のその名前の秘密に迫ります。

華厳の滝(栃木)2 修行に修業を重ねる偉いお坊さん

1234年前(奈良時代) あの偉いお坊さんは かねてから 3度の食事 2度のおやつ そして1度の夜食 よりも修行が好きな熱心な人でした。
そして その日も2度目のおやつを食べ忘れてまで修行に打ち込んでいました。

さらに修行の合間を見て机いっぱいに広げられた経典(仏教の本)を読んでました。また筒状に丸められたその経典を読む事もまた修行の一環でした。
そんなある日 経典の中から〃華厳けごん〃と言う言葉を見つけます。華厳とは修行を積んで立派な功徳(くどく)を得ること その功徳とは仏教的価値観で見た幸福の意味です。

そのときお坊さんの頭の中の照明がピカリと光ました。つまり〃ひらめいた〃と言う事です。そしてあの滝に〃華厳(けごん)の滝〃という名前が付けられました。
その名前には修行を極めて あの白い龍(※お坊さんが腰を抜かした時に見た龍)のように天にも昇るような幸福を得たいと言う気持ちが込められていました。

また白い龍のような大迫力の華厳の滝を実感したい人は観光用のエレベーター(往復550円)を利用する事をお勧めします。
80年以上前に作られたそのエレベーターの高さは なんと100メートルもあるそうです。

そして滝つぼから上を見上げれば まさに天空から白い竜が降って来たかのような大迫力を実感 出来ます。

また〃いろは坂〃駐車場近くの展望台からも中禅寺湖と華厳の滝を見る事が出来ます。

80年以上前に作られたエレベーター
偉いお坊さんの大事な経典(仏教の巻物)です。