(韓国旅行７)プサンのチャガルチシジャン＜市場＞について

当時まだ20代だった僕は運び屋の恐怖も知らず入国検査での思わぬ報酬(2000円)に大喜びでした。
さらに〃チング(友達)〃になった〃アジュマ(おばさん)〃と一緒に昼食を食べに行く事になりました。

さて〃プサン釜山〃は韓国の南に位置し福岡や下関(しものせき)からの距離は200キロと非常に近いため九州の人は週末に日帰りで買い物をする人も少なくないと聞きました。
また江戸時代(約150年前)鎖国が行われていた日本で琉球(沖縄)と蝦夷えぞ(北海道)そしてプサン(釜山)は海外でも日本人の移住が認められていた場所でした。

さらにプサンの人口は300万人と広島や茨城県より若干多い程度ですが韓国国内では大都会ソウルに次ぐ2番目の都市となってます。

そして僕と僕のチング(友達)になったアジュマ(おばさん)は〃チャガルチシジャン〃と言う海産物で溢れた市場へとやって来ました。
チャガルチ市場の始まりは約90年前ですがその後 朝鮮戦争(1950年)が勃発(ぼっぱつ)しそのときプサンは最後の砦(とりで)となってしまいます。

その朝鮮戦争の時の3年間はソウルではなくプサンが臨時首都として機能してました。またそのときプサンが最大の避難場所ともなりました。
そしてチャガルチ市場にも多くの避難者が働くようになり今の様な人と魚で溢れる大規模な市場へと発展していったのでした。

今やチャガルチ市場はプサンを代表する最大の観光名所となってます。

ーーーーこのあとタコやイカそして深海生物の巨大ミミズが出迎えてくれるレストランへ入店します。つづきをどうぞ