テスト

さてプサンに到着した僕は船で知り合ったアジュマ(おばさん)と一緒にプサン最大の〃チャガルチシジャン〃にやって来ました。
〃チャガルチ〃とは砂利や小石で〃シジャン〃とは市場と言う意味になります。

市場は見渡す限り大量の鮮魚(せんぎょ)で溢れてました。そしてそのとき僕の頬(ほお)に水しぶきが〃びしゃ〃跳ねて来ました。
ふと足元を見るとそこには生きのいい鮮魚が〃バタバタ〃と跳ねてました。その後ろでは店のアジュマ(おばさん)がホースを片手に魚に水を撒(ま)いてました。

市場には地面が見えないくらい大量の海産物が敷き詰められていました。そして僕はアジュマの案内で市場の中をしばらく歩く事になりました。
すると市場の一角に真っ赤な中国風の寺院が見えて来ました。どうやらその竜宮城の様なレストランで昼食を取るようでした。

まずレストランの玄関のところで大きなタコやイカが〃アンニョンハセヨ(こんちには)〃と出迎えてくれました。
さらに玄関ではヘビ並の大きさの巨大ミミズまで〃ニョキニョキ〃動き回って来客を歓迎してました。そして店の中に入ると七夕衣装を着た天女が優雅(ゆうが)舞を披露してくれました。

その姿は まさに竜宮城の乙姫(おとひめ)様でした。さらに店内の一番目立つ水槽には なんと乙姫様の大事なペットでもある大きな亀が泳いでました。
そうですあの有名な浦島太郎を竜宮城に案内したあの亀でした。まさかそんな大事な亀まで食べてしまうのかと思ったのですが..その亀はただの鑑賞用でした。

ちなみに僕は2007年に中国の広東省(恵州の宿)で市場で買った青緑色の甲羅(こうら)の亀を食べたことがあります。しかし味は非常に甘くお世辞にも美味しいとは言えませんでした。

イカにタコそして巨大ミミズまで歓迎してくれました。 (3)
イカにタコそして巨大ミミズまで歓迎してくれました。 (3)
イカにタコそして巨大ミミズまで歓迎してくれました。 (3)

ーーーーこのあと一品目から腹いっぱいのお刺身をいただくことになります。つづきをどうぞ