（夢の国！東京ディズニーランド４３） まさにイッツマジカル〃It’s Magical!〃の世界！！

千葉県の東京ディズニーランドでは日が暮れてもミッキーの姿はありませんでした。

そのとき僧侶と牧師がステージに上がり突然死したミッキーの葬儀を西洋風のミサで行うか日本風の葬式で行うか話し合いが行われてました。
客席ではミッキーの死を追悼して多くの観客が線香花火に火をつけてました。そしてついにポツリポツリと席を立ち帰り支度(じたく)をする観客が現れました。

本来なら10周年を迎えた楽しいはずのショーが飛んでもなく悲惨(ひさん)な結末となってしまいました。

そしてとうとうお坊さんがお経を読み上げようとしたその時でした。どこからともなく物凄い大声援が大きなうねりとなって押し寄せて来ました。
そこに現れたのはそうですスパースターミッキーマウスでした。しかもミッキーは両手と両脇に沢山の手持ち花火を抱え込んでの登場でした。

実はミッキーは逃げ出したのではなく花火屋さんに出向き大量の花火を買い込んでいたのでした。

そしてミッキーは今までずっとミッキーを待ち続けて来た観客に向け深々とお辞儀をしお礼の言葉を述べました。
さらにミッキーは観客一人一人にとっておきのロケット花火を一つずつ丁寧に手渡して行きました。

そして花火の準備が整ったところでミッキーの〃イッツマジカル〃と言う号令がかかりました。
すると観客席から一斉に放たれたロケット花火がステージのドラゴン(龍)に浴びせられます。

大量の花火を浴びたドラゴンは〃こりゃまいった〃と言う表情を浮かべたまま地面の中へと沈んで行きました。
そしてドラゴンが消えるのと同時に〃マレフィセント(魔女)〃も水蒸気のように どこかに消えて無くなってしまいました。

ミッキーの大勝利により夢の国(ディズニーランド)に本当の平和が訪れたのでした。それはシンデレラ城をバックに行われたミッキーが悪と戦う大スぺクタルショーでした。

ーーーーーーこのあと開業15周年と20周年の豪華なダンスショーの様子をお伝えします。　つづきをどうぞ