テスト

厚く冷たい壁の向こうでは音もたてず静かに亡くなった方のご遺体が焼かれて行きます。そうですそこは葬式の中で最も辛く悲しい場所となる火葬場でした。
また火葬場はご遺族の方が亡くなった方の顔を見る事の出来る最後の場所でもあります。

一般の人はその様に死後 火葬(又は土葬)されますが中には永遠に冷たいガラスケースの中で眠り続けるご遺体もありました。
それがエンバーミングと言う防腐処理で保存されているご遺体です。その中から僕は過去にエンバーミング加工された4体のご遺体と対面した事があります。

ゆで卵のような つるつる頭のそのお方はあのソ連(現ロシア)の創始者の一人でもあるウラジーミルレーニンでした。
彼はモスクワ赤の広場ガラスケースの中で液体漬けとなり なんと約90年以上も眠り続けてます。

そして四川省のパンダの様なお顔のお方は中国の建国者でもある毛沢東(もうたくとう)でした。
毛沢東(※独裁者)は北京天安門の近くのお堂の中でガラスケースの棺(ひつぎ)に入れられ液体漬けとなり なんと約40年間も眠り続けています。

さらにベトナムハノイ(首都)では偉大な革命家ホーチミンフィリピンの独裁者マルコス(※2016年埋葬)も同じくガラスケースの中で眠ってる姿を見ました。
それら遺体安置所の室内は薄暗く冷蔵庫のようにヒンヤリしてました。

それらのご遺体の保存状態は良好で今にもかつての独裁者(※ホーチミンは別)が動きだしそうなそんなリアル感がありました。
フィリピンの博物館は入場料数百円しましたがほかは全部無料でした。しかし平壌太陽宮殿(遺体安置所)だけは別格の様です。

レーニン(ソビエト)現ロシア
毛沢東(中国)北京
マルコス(フィリピン)2016年埋葬
ホーチミン(ベトナム)ハノイ

ーーーこのあのイルソン(建国者)とジョンイル(2代目)が永遠の眠りにつく太陽宮殿について紹介します。
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