(明治神宮１)日本の静かな大晦日

慌ただしい日がやって来ました。その年の仕事はその年の内に済ませようと人々は大忙しです。なぜなら　明日から大型連休に入るからです。そうです今日は大晦日です。

そして夜がやって来ました。すると今度は昼間の騒々しさが嘘のように一気に静かになりました。暗くて寒い冬の夜空に除夜の鐘の音だけが静かに鳴り響きます。
そんなころ　海外ではコンサートや打ち上げ花火などで大賑わいだそうです。それでも　我々日本人は静かに新年を迎えるのが昔からの伝統のようです。

多くの日本人は普段滅多にいかない寺や神社に集まりそのときはだけは日本人が日本人の原点に戻るときでもあります。
僕もこの日だけは部屋の明かりを消しなるべく静かに過ごしてます。そして　毎年欠かさず見る番組がＮＨＫゆく年くる年です。

ズルズルと音を立てながら年越しそばを食べてるいると　ちょうどその番組が始まりました。すると　テレビの画面は一気に真っ暗になります。
そして　そんな真っ暗闇の中　年季の入った僧侶が不気味すぎるくらい静かにお経を読み上げます。その光景はまるでお通夜のようでした。　

さて　こちらは東京の明治神宮の様子です。この神社は年間と初詣(はつもうで)の参拝者数が日本一だそうです。そして　今年の大晦日も大勢の人が参拝に来てました。

そのとき神宮の境内はぎっしりと人が詰め込まれるようにして入ってました。その窮屈(きゅうくつ)そうな光景を見てるだけで息苦しくなって来ました。
そして　本堂の前には巨大プールが造られ参拝者はそのプールめがけてお賽銭を投げ入れます。

….大晦日の夜はまだまだ続きます。そして間もなく新しい年がやって来ようとしてました。

ーーーーーーーーーこのあと　巨大太鼓と時計を持った神主さんの登場します。　　　
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