テスト

旅行者はいつも非現実的な世界を求めているような気がします。特に海外旅行では非日常的な世界が最も好まれているようです。

高層ビルに囲まれた大都会ソウル(韓国の首都)にやって来ました。その多くの買い物客が行きかう賑やかな風景は日本にいるのと変わらない様子です。
しかしそこから車で2時間もいけば非現実的な世界が多くの外国人観光客を受け入れてました。

そこにはアメリカ軍のキャンプ地を思わせる背の低いプレハブの小屋が4~5件建ってました。
そしてその小屋の隅には数人 柱のように背の高い兵士が〃ピクリ〃とも動かずに立ってました。

兜(かぶと)の様に〃ずっしり〃と重いヘルメットに真っ黒のサングラスそれはアメリカ黒人兵と思いきや なんと北朝鮮兵でした。
その背の高さと威圧感(いあつかん)は全くあの天下のアメリカ兵に劣(おと)っていませんでした。

そうですそこは板門店(パンムンチョン)と言う世界でも珍しい軍事境界線の観光地でした。

板門店(パンムンジョム)は今から63年前の1953年に北朝鮮韓国が停戦協定の書類を交わした歴史的な場所でもあります。
そしてパンムンジョムはその後 今に至るまで朝鮮半島の南北分断を象徴する場所となってます。しかし今ではすっかり有名な観光地となりました。

観光地とは言っても もちろん個人的に訪れる事は出来ません。そこを訪れる際は必ず各旅行会社が主催するツアーに申し込まなければなりません。
ソウル市内には多くの旅行会社が〃パンムンチョンツアー〃を実施しているようでした。

軍事境界線の観光地パンムンチョンの様子
1953年パンムンチョンで行われた停戦協定

ーーーーーーこのあと早速ソウルの繁華街に出向きツアーを募集してる旅行会社を探します。つづきをどうぞ