テスト

光がほとんど届かない羽黒山の森の奥深くまでやって来ました。そのとき杉の大木で出来た高い壁が太陽の光をさえぎってました。

その昔 羽黒山は神の山とされそこにはたくさんの僧侶が修行に訪れていたそうです。しかし 1999年当時そこは寂れた観光地といった感じでした。

そしてその神聖な場所には神へとつながる一本道が真っすぐと伸びてました。早速 その山神にご挨拶と思いその石段造りの参道を上ることにしました。

しばらくすると森の中でポトポトと雨のしずくが落ちてくる音が聞こえて来ました。すると一気に〃ドザッーー〃と言う音と共に滝のような豪雨が降ってきました。
そして〃あっ〃という間に体中はびしょ濡れかと思いきや そうではなくその音は なんと目の前の滝の音でした。

その高さ20メートルのその神秘的な滝は羽黒山の名所の一つでもある須賀(すが)の滝でした。そしてその滝の真ん前にはちゃっかりと賽銭箱が置いてありました。
僕は財布から小銭を取り出し賽銭箱へそして何故か帰るまでこのまま雨が降りませんようにとお願いしました。ちなみに羽黒山の入山と参拝は無料でした。

さあ 気を取り直して石段の参道へと戻るとその参道沿いに天にまで届きそうなくらい高い杉の大木が堂々と立ってました。
その大木は〃爺杉(じじすぎ)〃と言い幹の太さは周囲10メートルで樹齢は なんと千年以上だそうです。そしてその大木の前にもお約束の賽銭箱が置かれてました。

羽黒山 須賀(すが)の滝
天まで届きそうな高さの爺杉

ーーーこのあと森の中で素晴らしい木造建築物を発見します。 

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