テスト

杉並木の大木が〃ぎっしり〃と生えた森の参道を歩いているとそれらの大木に押しつぶされそうな錯覚を感じます。
そのとき僕は森の中で何故か黒い影に踏みつぶされそうな気配を感じました。慌てて上を見上げるとそこには倒れてきそうなほど巨大な大木がありました。

いいえそれは大木ではなく何とも大きな木造建築の塔でした。そうですそれは高さ29メートルの5層からなる羽黒山五重塔でした。
五重塔はインドやタイの仏塔と同じように昔の偉いお坊さんのお墓のような存在です。

羽黒山五重塔は千年以上前 平将門(たいらのまさかど)により建てられたそうです。江戸時代には五重塔の周りにはいろいろなお寺が建てられていたそうです。
その後それらのお寺は取り壊されましたが五重塔だけは壊されずに残されました。もちろん 塔の前にも賽銭箱が用意されていました。

それにしても塔が本当に降ってきそうなそんな大迫力の羽黒山五重塔でした。また五重塔は期間限定でライトアップもされているそうです。

しかし 登っても登っても頂上の本堂が見えてきませんでした。それもそのはず なんとその石段は全部で2446段もあるそうです。

さらに石段の上には33個の絵柄が彫られていてそれを全部見つけられたら願いが叶うそうです。

羽黒山の森の景色に溶け込んだ木造建築の 五重塔
どこまでも続く羽黒残の石段