テスト

今からちょうど400年前(1616年)空を真っ赤に染めた夕日が遥か彼方の地平線へと沈もうとしてました。そこには今と変わらない日没の風景がありました。
しかしその日の太陽はいつも以上に大きく見えたそうです。間もなくその大きな太陽と共に日本に大きな影響を与えたある偉大な人物もこの世から消え去ろうとしてました。

日が暮れるとその訃報を聞いた人々のすすり泣く声がどこからともなく聞こえてきました。
そのころ静岡県の大きなお屋敷の中では今さっき永遠の眠りについたばかりの偉大な人物が安らかに眠ってました。その偉大な人物とは なんとあの初代将軍 徳川家康でした。

家康(いえやす)の死後 家康は静岡県のお墓に埋葬されたそうです。そして家康の遺言で一周忌を終えた後 日光山に小さなお堂が建てられ家康のお墓が新たに造られました。
そのお墓は日光東照宮の本堂の裏 東照宮の最も奥の207段の石段を上った先にあります。屋根付きの青銅で出来たそのお墓(奥宮宝殿)に今も家康は眠ってます。

当初 東照宮は家康の遺言通りの小さなお堂のみであったがのちの3代将軍 家光が今のような豪華絢爛(ごうかけんらん)の東照宮に造り変えてしまいました。
そして徳川家康の名に恥じない壮大なスケールと文化の枠を集めた日本一の神殿が完成しました。

また日光東照宮は江戸時代(約300年前)から大人気の観光名所でした。そこは一流の芸術家作品を味わいながら平和を感じることの出来る夢のような空間でした。

初代将軍 徳川家康
400年前 日本の大きな太陽が沈んだ日
奥宮宝殿 家康のお墓

ーーーーこのあと修学旅行以来23年ぶりに東照宮を訪れる事になります。

つづきをどうぞ