テスト

今から約30年前の1985年 茨城県のつくば市では日本の科学技術の粋を集めた大きな祭典〃国際 科学 技術博覧会(つくば万博)〃が開催されました。
半年間にわたって繰り広げられたその祭典は当時の博覧会史上最高となる なんと2千33万人以上もの来客があったそうです。

そして開園前の万博会場では朝早くからもう既に大勢の人が詰めかけていました。そして開園時間になると係員が一斉に入口の門を開けます。
すると滝か洪水か?それともダムの放水か?勢いよく流れ出た人の波により会場の中は〃あっ〃という間に人で埋め尽くされます。

人込にもまれやっとの思いで展示会場の中に入るも もうそこは人の熱気で蒸し風呂状態でした。
しかしそんな ほてった体を冷ましてくれるかのような涼しい音楽が流れてきました。さらに冷凍庫を開けた時のような冷たい風が会場いっぱいに流れてきました。

気づくと目の前には高さ7メートル幅40メートルの静かに流れる滝が出現していました。そのとき室内では12台の水中ポンプが稼働しその涼しげな人口滝を造り出していました。
さらにその滝に空気を循環(じゅんかん)させ滝が真っ白になったところで会場の照明が落とされました。

すると目の前の滝がスクリーンと成りそこには何とも涼しげな映像が映し出されていました。
そして そのとき会場で涼しい音楽をかなでていたのは なんと全身に電線をまとった人型のロボットでした。

さらにその演奏ロボットは頭に取り付けられたカメラで目の前の楽譜(がくふ)を読みとりながらのオルガン演奏でした。

今から33年前に もう既にこんなに優れたロボットがいたとは知りませんでした。

1985年に開かれた つくば万博のロゴマーク (2)
体中に電線をまとった演奏ロボット
1985年に開かれた つくば万博のロゴマーク (1)

ーーーこのあとも つくば万博の優れたロボットを見に行きます。

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