テスト

東京の交通量の多い通りの近くに運動場のような大きな広場がありました。そこは周りを緑の大木に囲まれたある神社参道でした。
そこは子供のはしゃぎ声が聞こて来る至って普通の広場の様な参道でした。だが しかしそこは数百万と言う戦死者の霊気に満ちていました。

今から71年前 中国フィリピンそして太平洋の多くの島々では命を懸けて戦っている日本兵たちがいました。
彼らの目標(夢)は ただ一つお国のために命を(ささ)げ ある特別な神社(まつ)られる事でした。その神社が広い参道の〃靖国神社〃と言う事でした。

しかしそれが兵隊さんたちの本心だったのかどうかは(さだ)かではありません。そのため〃靖国神社〃からは日本兵の悲痛な叫び声が聞こえて来そうな雰囲気でした。

しばらくすると広場の突き当り つまり参道の一番端に到着しました。そこには背の高い大きな鳥居がありました。
そしてその鳥居をくぐると多くの戦死者を祀るお墓の様な神社〃靖国神社〃があるのでした。

もともと靖国神社が建てられたのは江戸時代末期(約150年前)明治政府軍徳川幕府軍が激しく戦った〃戊辰(ぼしん)戦争〃と言う内戦がきっかけでした。
そしてそのときに明治政府軍側の戦死者を祀るために造られたのがその靖国神社(旧名 東京招魂社とうきょうしょうこんしゃ)でした。

その後 日清(対中国)日露(対ロシア)そして太平洋戦争で亡くなった246万人以上の戦没者がこの神社で祀られる事となったのです。

靖国神社の本殿
靖国神社の広場の様な参道

ーーーーこのあと第2次世界大戦とその後の靖国神社についてです。つづきをどうぞ