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南国では死ぬことは悲しい事ではなく めでたい事としてお祭りのようにして祝う葬儀が一般的のようです。

インドネシアのバリ島も そのようですが ただ年に一回だけ 本当の葬式のように暗く悲しい日が訪れます。

それがバリ島におけるお正月の日です。

バリの正月はニュピと言って毎年3~4月に行われます。

思いっきり暗い祭りニュピ(元日)は悪霊がさまよわないようにと すべての人が外出禁止となり 

さらに外に出れないだけでなく家の中で電気は もちろんガスや火も使ってはいけません。

いつも欧米人でにぎわうビーチもこの日だけは人ひとりいなくなります。飛行機も飛ばなくなります。

許可なく外に出た人は警察から厳重注意を受けるそうです。 

たしか僕が中学生だったころの昭和天皇の崩御の日もこんな感じでした。

しかし世界各国どこの国でも一般的に正月は楽しく過ごすものですがこんな葬式のような正月を過ごす人たちがいるとは驚きです。

ただ前日の大晦日はお祭りのように大きな山車が出て大いに盛り上がるそうです。

辛くて悲しい葬式のようなお正月
暗い正月とは対照的に大晦日は大いに盛り上がります。