テスト

ボアズカレ(トルコ東部)

別名 ハットゥシャ 又はハットゥシュ

ヒッタイト帝国の首都だった

紀元前25世紀(約4500年前) ヒッタイトの先祖 ハッティ人がこの地に住み着いた。

当時 ヒッタイトは古代エジプトに匹敵する大帝国であった

しかしその実像はいまだ謎 近年 楔形文字の解読で少しずつ その実態が分かってきている

ヨーロッパ エジプト(古代) が青銅を使っていた時代 ヒッタイトはもうすでに鉄製の武器を使っていた。

ヒッタイトは古代エジプトを脅かす存在でもあった

ボアズカレ

地下の貯蔵庫に蓄えられていた400トンの炭化した麦が発見されている

粘土板には楔形文字が刻まれていた。その世界最古の文字にはパンと書かれていた。

楔形文字で書かれたパン

ハットゥシャ遺跡(ボアズカレ(トルコ東部))

ハットゥシャ王国=ヒッタイト帝国

紀元前17世紀に建てられた豪華な建物の遺跡

当時 ハットシャ(国)には大きく分けて2つの町があった

丘の上に築かれた町 アクアポリスと長さ6キロの城壁に囲まれた山城の町

ハットゥシャ遺跡
ハットゥシャ遺跡の城壁
ハットゥシャ遺跡

 王の門 kral kapisi 

王の門は2つの大きな石柱からなる

実はそれらは複製品で本物はアナトリア博物館(アンカラ)にある

王の門(ハットゥシャ遺跡)

ハットシャ大神殿 buyuk tapinagi

紀元前13世紀に造られた太陽神アリンナが祀られた神殿

ライオン門 aslan kapi (ハットゥシャ遺跡)

丘の上に玄武岩で作られた門 ライオンの像は魔よけの意味を果たしていた。

スフィンクス門 isfenks kapisi(ハットゥシャ遺跡)

紀元前14世紀に造られた神殿跡

大きさは約70メートル トンネルの入り口は大きな門でふさがれている トンネルの通路の長さは71メートルあった

両脇には2匹の獅子の像が建っている

スフィンクスもライオン同様 魔よけの意味が込められている

建物の石は隙間なく積まれている

神殿前には巨大な壺が置かれていた

神殿前に置かれた大きな壺
スフィンクス門の獅子の像
スフィンクス門(ハットゥシャ遺跡)
スフィンクス門

ニシャンテペ nisantepe (ハットゥシャ遺跡)

大要塞 buyuk kale  (ハットゥシャ遺跡)

20世紀初頭 ドイツ人考古学者が この大要塞から1万枚にも及ぶ粘土板を発見した。その中には古代エジプト王ラムセス2世とヒッタイトが交わした平和条約の書簡が見つかった。

エジプト(ルクソール)カルナック神殿でも同じ内容の碑文が見つかっている。

ヒッタイト(トルコ)の物は楔文字 古代エジプトの物はヒエログリフで書かれていた。 

ヤズルカヤ遺跡 yazlikaya

儀式に使われた時の鳥の骨が見つかっている

ヤズルカヤ(国)が幾多の戦争を乗り越え生き延びた ハットシャ(国)も また破壊と再生を繰り返し生き延びた。

ヤズルカヤ神殿(ヒッタイト遺跡)

ヤズルカヤ神殿はヒッタイト時代の神殿

ヒッタイト時代 人々は様々な神を信仰していた

岩山には83からなる様々な神の姿が彫られている。

ヤズルカヤ神殿(ヒッタイト遺跡)2
ヤズルカヤ神殿(ヒッタイト遺跡)
ヤズルカヤ神殿
ヒッタイト遺跡 戦闘の様子を描いたレリーフ

クシャダス

一大リゾート地でありながらトルコの古い町並みも残っている

エーゲ海に沈む夕日がきれい

クシャダス

レストラン アヴル(クチャダス)

レストラン メッシーナ(クチャダス)

脂の乗ったクロダイのグリルを提供している

レストラン メッシーナ
レストラン メッシーナの魚介類

ギュエルジン島

桟橋でつながった島 島には14世紀の城砦が残っている

ギュエルジン島 14世紀に建てられた城塞

ナーズィルリ駅

涙の壺

戦争へ夫を送った妻が壺に涙をため夫の無事を祈った。

涙の壺

デニズリ(トルコ西部)

アタテペ村(トルコ西部)

かつてギリシャ移民が開拓した村

アタテペ村(トルコ西部)の場所

ハタイ(トルコ西部)

聖ペトロ洞窟教会

アダパザル(トルコ西部)

ビザンチン帝国時代の遺跡が残る街

今は自動車産業が盛ん

アダパザルの遺跡
アダパザル

ナボル(洞窟温泉) 

エーゲ海の沖合 クレオパトラ 洞窟温泉がある

温泉は海水と混じり31度

洞窟の中は暖かい  湿度が高くサウナの様

洞窟内の赤土はミネラル豊富で体にいい 体に塗れば肌がつるつるになる

チャナッカレ(トルコ西部) 

ゲリボル半島国立歴史公園(チャナッカレ)

第1次大戦の激戦地

トロイヤ博物館(トルコ西部 チャナッカレ)

2018年 開館 トロイや遺跡から出土した品々を展示している

かつてチャナッカレ考古学博物館に展示されていた品々もトロイヤ博物館に移動された。

トロイの木馬

トロイの木馬の話は紀元前3000年ころの話

1973年の発掘調査で確認されるまで架空の話とされてきた。

トロイの木馬伝説に関するモニュメントがある

ヒサルリックの丘のトロイ遺跡(トルコ西部)

1868年 シェリーマンはコル湖で古代の遺跡の発掘に乗り出した。

土を掘り続ける事 5年 やっと城壁の門の痕跡が見つかった

そこはトロイヤの都だと確信した。

1873年 宮殿と思われる場所から大きな銀の壺が発見された。

黄金の耳輪など8750個もの財宝が出てきた。

ホメノスの作品が事実であったことが証明された。

人々はシェリーマンの事を夢を掘りあげた男と呼んだ 

トロイ遺跡
トロイの木馬
トロイの木馬
トロイの木馬
トロイの木馬

ギョクチェ島

ギリシャに最も近いトルコの島 ギリシャ人も住んでおり教会が建っている

オスマンカ村

オスマン帝国時代に建てられた民家が残る村

石畳の床に民家は上の階が出窓上に飛び出している

オスマン建築の特徴

オスマンカ村2
オスマンカ村(2階部分が飛び出た)

カレ村

自動車道がなく船でしか行けない村

村には遺跡のようなお城やホテルが多い

山城の頂上にはトルコの赤い旗がなびいている

カレ村
カレ村に建つ山城
カレ村に建つ山城 (2)

ウズベレタ

別名 バラの町

5月から6月にかけてバラの収穫が行われる

バラの花を使ってローズウォーターやローズオイルが作られる

ラベンダーオイルも有名

ラベンダーオイルの製法

茎ごと切ったラベンダーを大きな鍋に入れ水を加える

ラベンダー35キロに対し水70リットル

石で蓋をし重しでプレスする

石と鍋の間に泥を塗り密閉する

牧を炊き鍋を熱し水と油を分離させる

70キロのラベンダーから800グラムのオイルが取れる

ラベンダーオイル造り

エーリディル湖(南西部)

天橋立(京都)によく似た景色

エーリディル湖(南西部)


<目次>
1エーゲ海文化と食
2イズミル ニカイヤ(イズニック)
3ヒエラポリス遺跡
4パムッカレ(ヒエラポリス温泉施設)
5ブルサ1(モスク)
6ブルサ2(温泉や博物館)
7ハットゥシャ遺跡とトロイの木馬
8エフェス(アフロディシアス)遺跡
9ベルガマ
10アンタルヤ
11南西部(ボドルムとフェティエ)