テスト

パムッカレ(トルコ南西部)

パムッカレとは綿の城と言う意味で

この地方では綿畑がすぐ近くにあり綿の栽培もおこなわれている

パムッカレの綿は布にしたとき丈夫で質がいい

パムッカレの綿産業は古代から続く産業でローマ人もパムッカレ産の綿を使用した服を愛用していた。

パムッカレの綿畑
ローマ人もパムッカレ産の綿を使用した服を愛用していた

今ではパムッカレの綿産業はパキスタンと並んで世界一 トルコ国内の綿製品の半分がパムッカレで作られている

パムッカレで作られた綿製品は世界中に輸出されている

遠くから見ると標高1000メートルのところに一か所だけ白く見えるところがパムッカレ

一見 雪景色のスキー場のように見えるが温泉施設

パムッカレ温泉

パムッカレの地形は およそ40万年前に形成された。

紀元前5世紀の記録にパムッカレに もうすでに現在の様な棚田があったと示されている

パムッカレ (6)
パムッカレの白い絶景
パムッカレ (3)
パムッカレの絶景
パムッカレ3
パムッカレ2 (2)
パムッカレ2
パムッカレ2 (1)
パムッカレ (1)

石灰岩でできた棚段状の池からなる青色の温泉が有名

高さ200メートル 全長2.5キロ 幅500メートルの広大な温泉

伝説ではエジプトのクレオパトラもこの温泉を訪れたといわれている

1万年い所の歳月をかけ形作られた光景

棚田の数は100以上 毎秒35リットルの温泉が100メートルから高さから流れ落ちる

泉質はサイダーのような炭酸泉 35度ある

源泉は東へ200キロ離れた場所にある

パムッカレ(上空から)
パムッカレ (5)
パムッカレ (8)

昼間は水面が青く 夕方は夕日で赤く染まる

パムッカレ 夕日
パムッカレの夕日

紀元前2世紀 パムッカレには主に裕福な人が住んでいた 

上下水道完備で かつてはローマ法王も温泉目当てに訪れた

墓には今も当時の大きな棺が置かれている

しかし その後 何度となく地震見見舞われ温泉の町は崩壊し廃墟となった。

近年パムッカレ周辺には観光客が泊まれるホテルが数件建てられている

新たな道路も建設されたが遺跡保護の観点から せっかく造った道路は一部 通行止めとなっている。

入場料 約1500円

入口のところで靴を脱ぐ必要がある

夏場は世界各地から3000人の人が訪れる

パムッカレ温泉 (2)
パムッカレ温泉 (3)

以前は入浴ができ しかも石鹸やシャンプーの持ち込みも許されていた しかし石灰岩の棚田は非常く崩れやすく 

景観保護の観点から1998年 入浴は禁止された ただ 一部で足湯ができる場所がある

棚田の湯量も人工的に調整している(水槽に苔が生えないようにするため定期的に棚田の水を抜き中を乾燥させている。) 

 

①パムッカレテルマル ②アンティークプール(遺跡温泉)

1354年 ヒエラポリスの町を大地震が襲う 約1500年栄えてきた街も崩壊した。

1354年 ヒエラポリス

遺跡温泉(観光名所)の遺跡もその時の地震により崩壊した物。

崩壊した町の上に水がたまり今では温泉遺跡として多くの入浴客が訪れる

泉質は炭酸カルシウム泉 皮膚病や心臓疾患に効果的

かつてのメインストリートも どっぷりと温泉につかっている

湯船の中にはローマ時代の柱がゴロゴロと転がっている

遺跡の上に腰掛けながら入浴ができる。

鉄製の柵の向こうに泡がブクブクと噴き出ている 

そこから温泉の源泉が湧き出している

巨大な遺跡温泉 深いところは水深5メートルもある

安全対策の為 策が張られている

飲泉施設もあり 温泉を飲むと体に良いとされている

入浴料は約1200円~2000円

遺跡温泉 (4)
遺跡温泉
遺跡温泉 湯船の中のローマ遺跡
パムッカレテルマル(遺跡温泉)2
パムッカレテルマル
パムッカレテルマル(遺跡温泉)
アンティークプール
アンティークプール(遺跡温泉)
アンティークプール (2)
遺跡温泉2
遺跡温泉 (2)
遺跡温泉 (3)
温泉遺跡

カラハユット(温泉)

温度は60度 温泉の中に鉄分を多く含み難病に聞くとされている

カラハユット
カラハユット(温泉)

バム テルマル ホテル

パムッカレ近くのホテル 鉄分豊富で茶色く濁った温泉に入浴できる 肌にいい

フリギタリウムとペビタリウム(ヒエラポリス)

冷たい水の部屋とぬるいお湯が出る部屋があった 水蒸気を使い浴室内を暖めたサウナのような部屋もあった  
 
さらに古代の床暖房の設備も完備されていた。木々を燃やし床全体を暖めていた。

床暖房は もともとカキの養殖の際 海水温を暖めるために造られたのが始まり

バム テルマル ホテルの鉄分豊富で肌にいい温泉
バム テルマル ホテル
バム テルマル ホテルの鉄分豊富な温泉
バム テルマル ホテル (風呂)

カルダリウム(ヒエラポリス)

熱いお湯が出る部屋 まだ発掘と途中の遺跡 実際の床は5メートル下にある

カラカラ浴場

1度に1600人収容できた巨大浴場  4世紀にはローマ帝国内に900近い浴場があった ローマ帝国は風呂で人々の心をつかみ反乱を抑えていた。

カラカラ浴場

カルガル(大草原の田舎町)

温泉がある

1918年 地元猟師が川で傷を癒す野生の羊を見て温泉を発見した。

ドクターフィッシュ(魚と一緒に入る温泉)

水温37度の温泉の中を泳ぐ魚はガラルフィと言う種類の魚 魚には歯がない

温泉は水路(川)と繋がっており魚は自由に川と温泉を行き来できる

ドクターフィッシュは温泉につかっている人が温泉の中の魚に体をつついてもらうことで皮膚病が治るという治療法

ただ皮膚病を完全に完治させるためには1日6時間ほどの入浴が必要

またドクターフィッシュ(治療)は保険適応が認められている

ドクターフィッシュ2
ドクターフィッシュ
ドクターフィッシュ (2)


<目次>
1エーゲ海文化と食
2イズミル ニカイヤ(イズニック)
3ヒエラポリス遺跡
4パムッカレ(ヒエラポリス温泉施設)
5ブルサ1(モスク)
6ブルサ2(温泉や博物館)
7ハットゥシャ遺跡とトロイの木馬
8エフェス(アフロディシアス)遺跡
9ベルガマ
10アンタルヤ
11南西部(ボドルムとフェティエ)