テスト

空の雲行きが何だか怪しくなり さらにまだら模様の雨雲がどんよりと曇って来ました。すると田園風景にポツリと立つ背の高い牛久大仏の表情も何故か曇ってきました。
そして なんと牛久大仏の目頭から涙が〃すぅー〃と流れてきました。それは何とも悲しい巨大大仏の泣き姿でした。

さらに今度は目の中から茨城名物の水戸納豆のような細い糸が垂れてきました。その糸をつたって出てきたのはご飯粒ほどの大きさの なんと人でした。
そして大仏様の顔は一気に水びだしになりました。どうやらそのとき大仏様の目から下りて来たのは清掃員の人でした。

そして清掃員は高圧洗浄機でを水を吹き付けながら大仏様の洗顔作業をしてました。
大仏の頭の大きさが20メートルで目の長さは2.5メートルそして口の長さは4メートルさらに耳の長さは なんと10メートルもあるそうです。

さらに清掃員は大仏内部の階段を使い なんと大仏様の頭のてっぺんに登りました。
そこには直径1メートルそして重さが200キロの〃らほつ〃と言う大仏様の髪の毛にあたる〃いぼいぼ〃が なんと480個も付いているそうです。

さすがにそこは〃つるつる〃滑って危険なので水を使う事は出来ないようでした。そこで清掃員は〃いぼいぼ〃をひとつ ひとつを手作業で丁寧に雑巾がけをしてました。

さらに大仏様の頭のてっぺんには電柱のようなアンテナ棒が立てられていました。それは落雷予防用の棒でした。
それにしても大仏様の清掃作業はかなりの重労働のようでした。

牛久大仏は今から24年前の1992年に10年の歳月を得て完成しました。工事は大仏をそれぞれ24のパーツに分けそれを上空で組み立てる作業だったそうです。
その牛久大仏は 浄土~なんたら寺と言う非常に長い名前のお寺のお坊さんが造ったそうです。

でも現代社会の日本において日本人はさほど仏教に対する信仰も関心もないように思えます。それなのに思い切ったことをするお坊さんもいるもんだと改めて感心しました。

牛久大仏の洗顔作業
目の裏は金箔の張られた豪華な部屋となってます。

中国四川省の楽山大仏の記事に関してはこちらをご覧ください。

次回は茨木 水戸納豆についてです。