テスト


アルタイ山脈

———————11アルタイ山脈(ウイグル北部)

アルタイ山脈(モンゴル国境近く)

アルタイ2
アルタイ
アルタイ山脈2
アルタイ山脈

 ヘルクルス

 標高2700メートル 夏の3か月間だけ雪が解ける 

草原に高さ60×15メートルの石山 30~50センチの石が無数に積み重ねられている

三道海子
 

3つの湖があるのでその名がついた カザフ族は6月から9月までの夏の期間だけここで暮らす

200のテントが張られる 1万匹のヒツジやヤギ馬や牛などが放牧される 家畜たちにとって夏の楽園となる

ナウリズ(ナウルーズ) 3月開催

草原で年1回 カザフ族の祭りが開かれる モンゴル相撲に似たカザフ相撲に競馬が行われる

馬に乗って羊の皮を奪い合う競技(ホクボル) モンゴル国境のところには鉄格子が しかしシルクロードは国境のはるか向こうヨーロッパまでつながっている

ナウルーズ
カザフ族の祭り

駱駝峰

 ごつごつとした岩の丘 上から街を見渡せる (アルタイ地区博物館)小さな町の小さな博物館

駱駝峰

チェムルチェク古墳群(市内から25キロ)

 大きな墓石のような形 カスタス風景地区

チェムルチェク古墳群2
チェムルチェク古墳群

クムタグ砂漠

クムタグ砂漠 库姆塔格沙漠 ウイグルから甘粛省まで広がる砂漠

クムタグ砂漠2
クムタグ砂漠

ドラルト岩刻画(多拉特岩画)

岩に刻まれた模様のような動物の絵

ドラルト岩刻画(多拉特岩画)3
ドラルト岩刻画(多拉特岩画)2
ドラルト岩刻画(多拉特岩画)


ニヤ遺跡

—————————12ニヤ遺跡(ウイグル南部)

ニヤ遺跡(尼雅遺址)

ホータンから直線距離で約340キロ 昔 清絶国があった 砂にいくつもの木の柱が付き出た遺跡 

ニヤ遺跡(尼雅遺址 清絶国 紀元前1世紀~紀元4世紀に栄えた精絶王国
ニヤ遺跡(尼雅遺址2
ニヤ遺跡(尼雅遺址

1901年 イギリス人 スタインは ここで2週間調査を行った

スタインは丘の上で木簡(もっかん)に びっしりと書かれた文字を発見する 

そこには紀元前4世紀から紀元前3世紀にかけてインド西北部からアフガニスタンで使われていたカロシュティー文字が書かれていた

木簡の大きさは幅4~6センチ 長さ20~40センチ 形は長方形や楕円形をしていた

木簡の板は3枚で王の命令が書かれた板を真ん中で挟み紐でくくられ さらに紐の結び目に粘土が付けられ封印が押されていた

カロシュティーの木簡(もっかん)

それらの木簡には紀元前2世紀~紀元6世紀に存在した楼蘭(ローラン)王国の事が書かれていた

ローラン王国は発達した官僚制度と政治や経済など高い文化を誇っていた

板版には僧侶を取り締まる法律が書かれた古文書や宗教活動に参加しないものは罰則として絹一貫を差し出すなどの規則が書かれていた

当時ローラン王国には4千人以上の僧侶がいた そのほか壺作り職人と農家の娘の駆け落ちした出来事が書かれていた

紀元前2世紀 ローラン王国は一時 当時 中央アジアから南アジアを支配していたクシャナー朝(王国)の支配を受ける

その時にローランにカロシュティー文字が入ってきた

カロシュティー文字

中心部に高さ6メートルの仏塔が立っている 25×7~10キロの広さ 

周りは保護のため佳作で囲まれている 

ラワーク寺院跡

 壺や土偶などが出土 中心部に仏塔が立っている 

川の流れが西にずれたため4世紀頃 ニヤ(町)は放棄された 遺跡から直線距離にして約130キロ離れたところに馬車が多いニヤの町がある

(エンデレ古城 遺跡)

砂漠に木柱がいくつか建てられた遺跡 仏塔の周りには陶器が散乱 大仏が安置されていた回廊跡

(行き方)大馬札まで車で行きそこからラクダに乗り 30キロの距離を一日かけて進む 砂漠の中の高さ6メートルの遺跡 痛々しい盗掘の跡 

1906年 スタインを遺跡まで案内したという老人92歳  人骨やミイラも出土 漢文とカロシティ文字(古代インド?)が書かれたコイン

紀元前2世紀から漢(1世紀)の時代まで栄えた 4世紀中ごろ消滅 はっきりとはわかっていないが川の流れが変わり水が枯れたことが原因だと考えられている 

エンデレ古城2
エンデレ古城

カラマイ サイラム老人

ジュンガル盆地

 准噶尔盆地

 野生馬の故郷 シルクロードの野生馬

 紅葉 ジュンガル盆地 准噶尔盆地 野生馬の故郷 馬市

ジムナイ カザフ族 珪藻土 ハルジャオ産の土


カラマイ

————————–13カラマイ(ウイグル北部)

カラマイ(ウイグル語で黒い油)

ビルが多くたつ 平原にはビルにように大きな石油をとる機械が稼働している

カラマイ 石油池 20世紀 中国共産党
カラマイ 石油池3
カラマイ 石油池2
カラマイ 石油池

サイラム老人の像

1940年ころウイグルの老人が偶然石油を掘り当てた 

山のふもとには石油の黒い池とサイラム老人が小さな馬に腰かけて演奏している銅像がある

サイラム老人

魔鬼城(ヤルダン)

人の形をした砂の塊

 自然の風が作り出した芸術 人の形をした砂の塊もある 周囲5キロ 1億5000万年前恐竜が住んでいた

夜になると不気味な音を立てる

魔鬼城 人の形をした砂の塊
魔鬼城(ヤルダン)
魔鬼城

ーーー<ウイグル北部のその他の場所>

喀納斯

 グーグルマップで見つけた景勝地 紅葉の時期 九寨溝のようにきれい

喀納斯 紅葉
喀納斯2
喀納斯

ジュンガル盆地 准噶尔盆地

 野生馬の故郷 シルクロードの野生馬は40年前に一度絶滅している

昔 この地方からヨーロッパに連れていかれた野生馬の子孫が再びこの地の戻され生息している 数は増え続けている 馬市も行われる 

シルクロードの野生馬
野生馬の故郷
ジュンガル盆地

ジムナイ カザフ族

 土を食べる 土には体に悪いとされる鉛が入っている 味はタマゴポーロのよう

石川と秋田県にも珪藻土(けいそうど)と言う食べれれる土はある そのほかアメリカ ドイツ フランスやベトナムと樺太のアイヌ族も土を食べる

ハルジャオ産の土が最も上質 朝の気温は-10度

カザフ族

<目次>
1ウイグルの基本情報と歴史
2ウルムチ(ウイグル東北部)
3トルファン(ウイグル東北部)
4クチャ キジル石窟(ウイグル北西部)
5ホータン(ウイグル南部)
6カシュガルとタシュクルガン(ウイグル西北部)
7イーニンとカナス湖と ナラティ草原(北部と北西部)
8アルマイ ニヤ カラマイ(北部と南部)
9ローランとミーラン遺跡(ウイグル東南部)