テスト

競り会場では あれだけたくさんあったマグロが売れ残る事なくすべて完売しました。

そして 競り落とされた大きなマグロは台車にのせられ移動中でした。僕はその後をついて行く事にしました。
するとマグロが運ばれた先に待っていたのは なんと長い刀を持ったサムライでした。その長い刀の大きさは なんと日本刀の軽く1.5倍はありました。

僕は時代劇の事はよく知りませんがチャンバラショーについては何故か詳しいです。その僕が言うのだから間違いありません。
あのサムライ血走った目は間違いなく決闘(チャンバラショー)を始める合図のような物でした。でも まさか築地市場チャンバラショーが見えるとは思いませんでした。

期待に胸膨らませていた次の瞬間 ついに侍に扮した一人の男が刀を高々と振り上げました。よし やったーと思ったのですがその期待は見事に裏切られてしまいました。

その人は振り上げた大きな刀でゆっくり巨大マグロを下ろし始めました。残念ながらそれはチャンバラーショーではなく巨大マグロ解体ショーでした。
それでも 200キロ近い巨大マグロさばくのですからそれ相当の迫力はありました。なかなか見応えのある解体ショーでした。

朝の6時半ごろになると 多くの買い物客が築地市場に訪れ市場はより一層賑やかになります。魚介類は鮮度が命と言うように午前中にはほとんどの商品を売り切ってしまいます。
そして 市場の商売人は午前中(正午前)にはもう店を閉め 早くも明日の準備に入ります。そして。僕は外に出て昼食を取ることにしました。

マグロの解体
マグロの解体

ーーーーーーーーーこのあと築地市場の外の市場で様々なおいしい食べ物との出会います。つづきをどうぞ