テスト

築地市場では もうすでに 多くの競りの参加者が集まっていました。その中で農機具のカマを両手に持った怪しい人を発見しました。
そして その怪しい人カマキリのようなポーズを取りマグロシッポめがけてカマを突き刺しました。

そのときにマグロの身をちょっとだけ 頂戴(ちょうだい)して指でその身をつぶして(あぶら)ののり具合を確かめているそうです。会場は次第に〃ざわざわ〃と賑やかになって来ました。
すると また〃ジャリリリリーーン〃強烈な鈴の音が会場に響きました。そこでは 売り手が手に持った大きな鈴を力いっぱい振り回してました。

競りの参加者は一斉にその売り手の前に集まります。そこで また不思議な光景を目にすることになります。
集まった人々は言葉にもならないような気勢を上げながら腕を高々と上げ なんと 次の瞬間 大の大人がみんなで一斉に〃じゃんけん〃をし始めました。

じゃんけんに勝った人だけがマグロの購入権が得られるため みんな真剣にじゃんけんをしてました。
じゃんけんなら僕に任せろっと思ったのですが よーく見たら〃残念〃じゃんけんではありませんでした。

参加者たちは1本 2本と指を突き出し買いたい値段を売り手に伝えてました。そのやり取りで競りの値段交渉をしてたみたいです。
しばらくすると次から次へとマグロは競り落とされて行きますが その競り落とされた値段の高さにびっくりしました。なんと マグロ一匹と車一台がほぼ同じ値段です。

最も有名なのは正月に行われる初競りです。2013年の初競りではマグロ一匹の値段がマンションや豪邸の価格に相当する1億5千万円で落札されたそうです。
日本人のマグロ好きもここまで来ればただ単にあきれるばかりです。道理で寿司屋の値段が高いわけです。

農機具のカマを使ってマグロの脂の乗りを確かめる人
競り市で始まった世紀の〃じゃんけん大会〃

ーーーーーーーーこのあとなんと サムライ参上か? なんと 築地でチャンバラショー開催? つづきをどうぞ