テスト

あれだけ大賑わいで騒がしかった大都会東京も夜中の3時になればを打ったように静かになります。ちょうどそのころ 築地市場の長い一日が始まろうとしてました。
市場周辺にはトラックが長い列を作ってました。そして 市場にはもう既に多くの人が出勤してました。

野球場のように広大な市場の中には所々にいくつもの白い山が作られていました。その白い山を少しずつ削るようにして作業員たちは出荷の準備をしていました。
ひとつのがなくなるとすぐに隣のを削り始めます。そして 毎日午前中にはここにある全て山はなくなります。

その白い山の正体は のように積まれた白い発泡スチロールの箱でした。その白い箱の中には様々な魚介類が入ってました。

市場の中では箱を開け中のアワビを取り出し種類別(※又は鮮度別)に仕分けしている人もいました。

もちろん誰一人として眠そうな顔をしている人はいませんでした。でも 僕も以前 夜勤をしたことがあるのでその大変さはよくわかります。

朝4時半を回ったころでした。眠さがピークになり両目のまぶたはずっしりと重たく感るようになって来ました。
このとき 僕の目は(かす)かに開いている もの の頭の中はもう既に夢の世界でした。

そんな時でした。突然 目覚まし時計の鐘が〃ジャリリリリーーン〃と強烈な音を出しなり始めました。突然眠りを破られた僕は〃びっくり〃して飛び起きました。

しかし それは目覚まし時計ではなく市場の競りを始める大きな鈴の大きな音でした。目の前にはトドのようにまん丸に太った巨大な魚が綺麗に一列に並べられていました。
そして そのは真っ白になるまで凍ってました。よーく見るとその大きな魚巨大マグロでした。そうです これからマグロの競りがここで行われます。

真夜中の東京の様子
築地のマグロ
巨大マグロ

ーーーーーーーーーさあこのあと 大の大人によるじゃんけん大会が始まります。つづきをどうぞ