富岡製糸所(群馬)９出足早々つまづいてしまった！フランス人ブリューナ！！

テスト

明治3年(約140年前)明治政府に雇われたフランス人技術者のブリューナは富岡市を訪れました。そこで工場建設の際　最も重要となる赤煉瓦(レンガ)の調達に入ります。
早速ブリューナは富岡の近くの煉瓦造りが盛んに行われている工房を訪れることになりました。

するとそこにはモクモクと立ち込める黒い煙の奥には群馬県高崎市の〃上州だるま〃も〃びっくり〃の大きく太った〃だるま窯〃がありました。
しばらくするとその〃だるま窯〃の口から出来立て〃ほやほや〃の真っ赤な煉瓦が取り出されようとしてました。

しかしそのとき職人は青い目のフランス人が見ていた事もあって気合が入り過ぎてしまったのか　なんと大事な煉瓦を真っ黒に焦がしてしまいました。
職人は慌てて真っ黒になった煙の中から煉瓦を取り出すも時もう既に遅しあとの祭りとなってしましいました。

なんと　その煉瓦は黒く焦げただけでなく厚みも失い真っ平らになってしまいました。しかしよーく見るとそれは〃煉瓦レンガ〃ではなく黒い瓦(かわら)でした。
そしてその瓦を焼いていたのはもちろん瓦職人でした。フランス人ブリューナは慌てて煉瓦(レンガ)職人を探すも見つかりませんでした。

それもそのはず当時 140年前の日本には煉瓦と言う物は存在していませんでした。ブリューナは仕方なく瓦(かわら)職人に煉瓦(レンガ)の作り方を一から教えなければなりませんでした。

ーーーーーこのあと瓦職人が生まれて初めて煉瓦(レンガ)を焼き上げます。

富岡製糸所(群馬)９ 出足 早々つまづいてしまった！フランス人ブリューナ！！