テスト

富岡製糸場は東西200メートル南北300メートルの敷地に30余りの建築が立ち並んでいます。
一部の建物は無くなりましたがその他の建物は140年たった今も奇跡的に当時の姿をとどめています。

そして工場入り口の門を抜け正面を見るとそこには〃ドカーン〃と大きな赤煉瓦造りの洋風建築物が現れます。その大きさは高さ15メートルと長さは なんと100メートルもありました。
その建物の一階は事務所や作業場として使われ2階では乾燥させた繭(まゆ)を保管していた東まゆ倉庫でした。

その倉庫の正面には建物を貫通するように通り抜けの出来るアーチ状の大きな出入り口がありました。
そしてその入り口の一番高いところにはその倉庫が完成した年の明治5年(約140年前)の刻印がありました。

また洋風のベランダと和風の瓦屋根造りも異国情緒をかもしだし美しい造りになってました。そして工場敷地内の一番西には東まゆ倉庫とほぼ同じ大きさの西まゆ倉庫がありました。

蚕の繭(まゆ)は冬場は採取出来ないのでその2つの大きな倉庫で一年分のまゆを保管していたそうです。その量は なんと東西2つの倉庫を合わせて32トンにも及んだそうです。
2階の倉庫は風通しを良くするために多くの窓が取り付けられているところも特徴の一つです。

さらに東まゆ倉庫の一階の原料課と書かれた看板の向こうには富岡製糸場がこれまで歩んできた経緯を紹介したパネル等が展示されていました。
そしてそこにはガラスケースに保存された特別立派な表彰状(英文)が展示されていました。

それは なんと2014年に あのユネスコからいただいた世界遺産の認定書(※レプリカ=見本)でした。

この倉庫の中で一年分の まゆが保管されていました。
白く光り輝く特別立派な認定書
敷地内には なんと長さ100メートルの倉庫が2つもありました。

ーーーーーこのあといよいよ本体工場の中核施設の繰糸場(そうしじょう=糸をつむぐ場所)へと進みます。

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