(東京タワー１８)開業以来うなぎ上りの来客数　

中国の北京市内から百数十キロ行ったところに観光客に大人気の八達嶺(万里の長城)があります。しかしその素晴らしい観光名所も何故か北京の人はあまり興味がないそうです。
同じく東京でも　おのぼりさん(地方出身者)と外国人観光客が行くところだとして東京タワーは東京の人の評判は何故かいまいちのようです。

しかし東京タワーも万里の長城も国を代表する観光名所であることは間違えないようです。
建設段階で東京タワーの建設費は10年で元が取れると言われていたそうですが実際はもっと短い期間で目標は達成されたようでした。

その主な収入源は電波の配信よりも観光収入にあるようです。

東京タワーが開業するとすぐにその集客の力を発揮し当時　年間入場者数1位の記録(360万人)を持っていた上野動物園を入園数を軽々と追い抜いて行きました。

初年度だけで東京タワーは　なんと513万人の記録を打ち出し　さらに開業から8年後(1966年)には3千万にを突破しました。
開業から13年後(1971年)には来客数が5千万人を突破し　ちょうどそのとき5千万人目の客となった大学生には冷蔵庫やカラーテレビさらにはバイクまで記念品として贈られたそうです。

1989年(27年前)には僕も中学の修学旅行で9千8～9百万人目の客として東京タワーに上りました。
その一か月後に東京タワーはついに開業31年目にして来客数が　なんと1億人を超えました。このころ日本はバブル経済絶頂期で東京タワーの来客数も止まることを知りませんでした。

1995年タワーの来客総数が日本の人口に相当する1億2千万人を突破しました。2006年には1億5千万人を突破します。
そして近年の東京タワーは一時　客入りの落ち込みはあったものの今でも年間300万人の来客があるそうです。

ーーーーーこのあと約20年前　東京タワー内部の暗い部屋で実際　僕が目にした恐怖の体験談をお話しします。つづきをどうぞ