テスト

311の震災から数時間後 東京ディズニーランドのある千葉県 浦安では雨でもないのにそこら中で水が溢れ出ていました。
もともと海を埋め立てて造ったそのあたり一帯の土地は地盤が弱くそのため液状化現象と地盤沈下が起こっていたのでした。

そしてそのとき東京ディズニーランドの駐車場でも液状化現象が発生していました。そこに停めてあった車は まるで沈没しかけた船のように ぬかるんだ地面の中に沈み込んでいました。

そして園内ではまだまだ余震が続く中 多くの ぬいぐるみを抱え走っているキャスト(スタッフ)がいました。
実はその ぬいぐるみはお客さんに防災頭巾として使ってもらおうと言う試みでした。

そして震災当日は3月にしては気温10度と寒い天気でした。そのため無料で配布されたお土産袋は子供用の防寒具として そして大人はゴミ袋と段ボールで寒さをしのいだそうです。
さらに売り物のクッキーやチョコレートも非常食として無料で配られたそうです。しばらくすると売店の棚は空っぽになったそうです。

その頃JR等の交通機関は全てストップしてしまい東京ディズニーランドはまさに陸の孤島となってしまいました。
そして園内に取り残された帰宅困難者は なんと2万人もいたそうです。夜になっても復興のめどが立たず足を失った人々は結局 園内で一晩過ごす事となってしまいました。

ゴミ袋にくるまり寒さをしのぐ人々
大きな土産物袋は子供用の防寒具として
駐車場では液状化現象が発生
防災頭巾として使ってもらおうと大量のぬいぐるみを運ぶスタッフ

ーーこのあと一晩園内で過ごすこととなった人々の様子をお伝えします。 つづきをどうぞ