テスト

その日はあいにく昼の1時を回っても僕の首は朝の7時か夜の7時の方向にひん曲がった状態でした。
なぜなら昨夜ついつい飲み過ぎて不格好な形で寝てしまったため首がそのようにひん曲がってしまったのでした。

そして医者の勧めでやって来たのが千葉県(東京ディズニーランド)にあるビッグサンダーマウンテンと言う事でした。
しかしそこは赤茶げた あずき色の世界がどこまでも広がってました。そして今日は特別 風が強い日とあっていつも以上に鉱山列車(絶叫マシーン)が猛スピードで走ってました。

そして長い行列に並び午後3時ごろやっと順番が回って来ました。しかしそのとき僕の首はまだ午前10時方向にひん曲がったままでした。
鉱山列車に乗り込むと列車は〃ガツガツ〃と岩を砕く不気味な音を立てながら〃ゆっくり〃と真っ暗なトンネルの中を走って行きました。

すると なんと列車は〃ゆっくり〃と傾き始めました。そしてそのまま振り落とされそうになったところで列車はトンネルを抜け乗客は一気に眩しい日光に照らされました。
すると息をする暇もなく突然 列車は急落下したかのように猛スピードで走り出しました。

そして列車はヘビの背中のように〃くねくね〃蛇行しながらしかも右左に大きく傾きながら走って行きます。
列車は上ったり下ったりを繰り返しトンネルを入ったり出たりしながら〃どんどん〃とスピードを上げ走り去って行きます。

線路の下には幾つものホースがセットされていて列車(コースター)が通り過ぎると勢いよく水が噴射される仕組みになってました。
そして大量の水しぶきを浴びながら〃あっ〃と言う間にスタート地点の元の場所に戻って来ました。

そして列車(コースター)が走るコース上には古い木造建築の小屋があり さらにその隣に大きなタイヤの古い汽車があるそうです。
それらは歴史的に貴重な物だそうですがコースター(列車)の速度があまりに速すぎてとても周りの景色を見ている余裕はありませんでした。

しかしあの激しい揺れのおかげで僕のひん曲がった首はすっかり治ってました。ちなみに動体視力に自信のある人はトンネルの中で黄金色に光り輝く金鉱脈を発見できるそうです。

このコースターは全く手を抜くことを知りません。
こんなのどかな風景を見ている余裕はありませんでした。
こんなのどかな風景を見ている余裕はありませんでした。
その日僕の首はこんな風に曲がってました。ところが!?

ーーーーこのあとウエスタンランドで行われた舞台!アメリカ西部開拓時代のラブストリーをお伝えします。 つづきをどうぞ