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東京ディズニーシー65 〃ブラヴィッシーモ〃開演!水の妖精の登場!!
 

2004年 東京ディズニーシーの夜に行われる音と光の噴水ショーがリニューアルされました。それが火と水の性をテーマにした〃ブラヴィッシーモ〃でした。
しかも今回からは大掛かりな機械仕掛けの導入となりました。そして会場となるのは前回同様〃メディテレーニアンハーバー〃のイタリアの古い港でした。

夜 真っ暗になったその港に青白く光る照明がとても神秘的な雰囲気を作り出していました。そこへどこからともなく聞こえて来たのはオオカミの遠吠(とおぼえ)でした。

しばらくすると夜空から不思議な天の声が聞こえて来ました。その天の声の話では 遠い昔 火の性と水の性はお互い交じりあう事のない全く違う世界で暮らしていたそうです。
今まで2人はお互いの顔を見合わせる事さえありませんでした。ところが今回その2つの性がこの場所で初対面する事になりました。そして今夜はその晴れ舞台となったのでした。

天の声がそう言い告げると青白く神秘的に光る海辺に静かに噴水が打ち上がって来ました
その扇(おうぎ)のように広がった噴水は まるで青い羽を広げて静かに踊る孔雀(くじゃく)のようにも見えました。

しかしその3匹の孔雀はそのあとすぐ〃バタリ〃と伏せてしまいました。するとそこから天にまで届きそうなほど背の高い水柱が上がって来ました。
しかしその水柱もやがて静かに消え去ってしまいます。そして再び暗くて静かな港の海へと戻って行きました。

するとその暗い海の向こうから水しぶきを上げながら白く輝く一人の女性が なんと水面を滑るようにしてやって来ました。そうそれはあの〃水の妖精〃の登場でした。
しかもその妖精は なんとビルの高さに匹敵する大きさでした。さらに妖精は四方八方に不思議な水をまき散らしながら〃どんどん〃と近づいて来ました。

何とも大掛かりな仕掛けでした。どうやらその仕掛けは妖精の乗った船の上にあるようでした。

〃ブラヴィッシーモ〃の噴水
孔雀の羽のように丸く広がった噴水
水の妖精

ーーーーーこのあと火山噴火により海が燃えその中から〃火の妖精〃が現れます

東京ディズニーシー66 メラメラと燃え盛る炎の中!火の妖精が登場!!!
 

〃メディテレーニアンハーバー〃のイタリアの夜の港に突如〃ドカーン〃と表れたのはビルのように大きな〃水の妖精〃でした。
しかしそのあと不吉な予感を察知した水の妖精は〃すっ〃と海から姿を消してしまいます。すると再び会場は真っ暗な夜の港へと戻って行きました。

しばらくするとディズニーシー上空の雲行きが怪しくなって来ました。そしてそのとき上空の厚い雲が不気味に黄色く光り始めました。
そしてその黄色い雷雲が十分にエネルギーを溜(た)めたところで〃ビシャン〃と大きな雷をディズニーシーの海めがけて落ちて来ました。

すると今度はその雷の音で目覚めた〃プロメテウス火山〃の溶岩が〃ゴロゴロ〃と音を立て始めました。
〃ゴーゴー〃と唸(うな)る火山は ついに〃ドカーン〃大きな火柱を上げ大噴火を起こしてしまいました。

そのときプロメテウス火山は勢いよく大きな火の玉を〃ズドーン ズドーン〃と吐き出しながら噴火てました。
するとその火の玉(溶岩の塊〃かたまり〃)が数個 観客の目の前の海に〃チャポーン チャポーン〃降り注いできました。

そしてついに海は〃メラメラ〃と燃え始めました。やがてそこは炎がメラメラと燃え盛る〃火の海〃へ変わり果ててしまいました。
すると何故かどこからともなく醤油が焼ける美味しい焼き鳥の匂いがして来ました。その匂いの正体は なんと火の海で〃バサバサ〃大きな翼を動かす〃生きたままの焼き鳥〃でした。

いいえそれは焼き鳥ではなく鳥の姿をした〃火の妖精〃でした。しかもその妖精は なんと普通のビル並の大きさでした。
 

ブラヴィッシーモ〃火の妖精の登場〃 (3)
ブラヴィッシーモ〃火の妖精の登場〃 (2)
ブラヴィッシーモ〃火の妖精の登場〃 (1)

ーーーーーこのあと千葉県全域を含む首都圏に大火災の危機が襲って来ます。果たしてその運命はいかに?

東京ディズニーシー67 火の妖精と水の妖精の感動の出会い!ところが!?
 

プロメテウス火山の溶岩の火が海へと燃え移り やがてメディテレーニアンハーバーの港は火の海へと変貌を遂げたのでした。
しかもその火の海からはビルのように大きな翼竜(よくりゅう=空飛ぶ恐竜)がメラメラと燃えながら出て来ました。

さらにその〃火の翼竜(火の妖精)〃は今まさに火がついたまま飛び立とうとしてました。
もし仮にその火の付いた翼竜がそのまま飛び立てば東京ディズニーシーはもちろん千葉県始め首都圏全体が大火事になる恐れがありました。

さあ翼竜は飛び立つ前に ゆっくりと準備体操を始めました。そこで十分に体がほぐれたところで翼竜は翼を左右に大きく広げました。
そして膝(ひざ)を〃グイッ〃と曲げ腰を十分に下ろし飛び立つ体制へと入りました。そしてついに〃バサッ〃と飛び立とうとした次の瞬間でした。

突然 翼竜の目の前で大きな水柱が〃ボン ボン〃と吹き上がりました。不意(ふい)を突かれた翼竜はそのまま前のめりになってうずくまります。

そしてそのとき翼竜の飛び立ちを阻止(そし)したのは なんとあの背の高い〃水の妖精〃でした。そして水の妖精はそのまま消火活動にはいります。
その甲斐(かい)あって東京ディズニーシー始まって以来となる大火災を未然に防ぐ事が出来たのでした。

最後は水の妖精が観客に向かって〃これくらいの事ならお安い御用です。いつでもまた〃と言いながら大きくお辞儀をしました。
そして観客たちもそれに応(こた)えるように大きな拍手が起こってました。しばらくするとショーは終わった物だと思い観客たちは席を立ち始めました。

しかし実は火はまだ完全には消えてなかったのでした。その時わずかに残った火種が運悪くダイナマイトに引火してしまいました。
そしてディズニーシーは〃ドカーン〃と木っ端みじんに吹っ飛んだかと誰もがそう思ったのですが.しかしそれは最後のサプライズによる物でした。

実はそれは水の妖精の消火活動に感謝の意を込めて打ち上げらてた大きな打ち上げ花火だったのでした。

火の性と水の性の感動の出会いのはずが!? (2)
穏やかな海が火の海に!?
火の性と水の性の感動の出会いのはずが!? (1)

ーーーーーこのあといよいよ最新の映像機器を駆使(くし)した音と光の映像ショーが始まります。