テスト

筑地の町を散歩中に突然 目の前に現れたのはインド風の寺院ですが実はそこにはインド人はいませんでした。しかもお寺から出迎えてくれたのが日本人のお坊さんでした。
さらにその建物は〃築地本願寺〃と言うれっきとした日本のお寺でした。

実は今から90年前まで そこには大きな屋根の立派な和風建築のお寺が建っていたそうです。
しかし関東大震災でその寺は崩壊し新たに建てられた寺院がインド風のその建物だったのでした。

入り口の石段の手前には左右にそれぞれ中国のお寺でよく見かける獅子の石像が建ってました。ただ 普通の獅子と違って背中にちょこんと羽根を生やしてました。
そして寺院の中に入れば多種多様の動物の彫刻に出会えます。また館内には色鮮やかなステンドグラスと美しい音色のパイプオルガンが用意されていました。

その造りはまさに豪華な教会でした。その日はここで結婚式が開かれ そして毎月最終金曜日にはパイプオルガンコンサートが開かれているそうです。

そして本堂の一番奥にやっと日本風の仏壇がありました。それを見たとき一気に緊張から解放されました。やっぱ日本のお寺こうでなくちゃと思いました。
何だか久しぶりに自分の家に帰って来た気分になりました。また この本堂は日本政府の重要文化財に指定されているそうです。

そして その仏壇の規模は大きく金ピカでかなり豪華な造りになってました。
その仏壇の中にはあのかの有名な聖徳太子(※昔の偉い人)が自分の手で掘ったと言われる阿弥陀如来立像(仏教の象徴的存在の像)が安置されているそうです。

この建物は80年前に建てられたかなり古い建物ですが丈夫な鉄筋コンクリートで出来てるためちょっとやそっとのことでは壊れない造りになっているそうです。

また築地本願寺では夏の盆踊りや定期的にイベントを開催し参拝者を楽しませているそうです。

中国のお寺にはない羽の生えた獅子
築地本願寺の内装
築地本願寺のパイプオルガン

ーーーーーこのあと築地のビルの中にある近代的なお寺についてです。つづきをどうぞ