テスト

地球上にも幾つかの大河があるように遥か彼方の宇宙にも数え切れないほどたくさんの星々が流れる大河があります。
それは人があまり住まない環境の場所で夜間のみ天空に姿を現す夜の川〃天の川(あまのがわ)〃です。その天の川の近くにひときわ輝く一つの星が夏の星座の織姫星です。

その織姫星のあたり一帯にはたくさんの神が住む村があるそうです。そしてそこが織姫の故郷でもあります。
ところで彦星はと言うと天の川の対岸のかすかに光るあまり目立たない星だそうです。かつては彦星も織姫も同じ場所で仲良く暮らしていたそうです。

しかしそこには彦星と織姫のつらく悲しい涙の物語がありました。

その昔 中国の古い伝説では天の川の織姫星のすぐ近くにもう一つの光り輝く星があったそうです。その星がかつての彦星だったそうです。
彦星はそのとき天の川のほとりの村で牛飼いをしながら神様の食事の世話をしていたそうです。さらに彼は村一番の働き者で神様からの信頼も厚かったそうです。

そしてもう一人の働き者が神様の衣服の世話をしていた織姫でした。ある日 織姫は織り上がったばかりの布を送り届けるため馬車に乗り外に出掛けました。
しかしそのとき不意に事故にあってしまいます。そのとき助けに入ったのが偶然そこを通りかかった牛飼いの彦星でした。そのことがきっかけとなり2人は付き合いだすようになります。

そしてやがて2人はめでたく結婚することになります。そのときは村の神様たちも働き者の2人が結婚することに大賛成の様でした。

真っ暗な夜空にだけ姿を現す天の川

ーーしかしこのあと2人を引き裂く大事故が発生します。
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