テスト

真夏の青空に焼けるような太陽が真っ白に光り輝いていました。熱さゆえか目の前のあらゆるものがゆがんで見えて来ました。

とりあえず猛暑を避けるために商店街のアーケードの中に避難することにしました。そしてそのアーケードの中で見つけたのは宙に浮くアサガオと金魚でした。
その金魚はチリンチリンと静かな音を立てながら涼しそうに泳いでました。どうやらそのお店はたくさんの風鈴を売っているお店でした。
 
その風鈴の涼しい音色を聞いただけでなんだか体温が下がったような気がして来ました。
さらにアーケードの天井には人々を真夏の灼熱地獄から解放してくれるような綺麗で涼しい飾り付けがされていました。

様々な涼しい色で表現されたその飾りつけは天井から床に向かって流れ落ちる滝ようでもありました。
その涼しげな飾り付けの滝のトンネルくぐっていると天井にひときわ光り輝く一組のカップルを見つけました。

その仲むつましい2人の姿はまるで一年ぶりの再会の様でした。さらにその立派な体格の男の隣にはその男よりも大きく立派な牛がいました。
そして見るからに綺麗で美しい女性の隣には大きな〃はたおりき〃がありました。どこかで聞いた話だと思い慌ててカレンダーを見たら案の定 今日は7月7日でした。

ということは…..やはり その男の胸には〃ひこぼし〃の文字がそして女性の胸には〃おりひめ〃と書かれた名札が付いてました。 
そうです 今日は年に一回だけ開かられる七夕(たなばた)まつりの日でした。

暑い夏 体の熱を下げてくれる涼しい音色の風鈴

ーーーーーこのあと宇宙の果ての天の川で繰り広げられた七夕に関するラブストリーをお伝えします
つづきをどうぞ