テスト

そもそもどのようにしてその硬い御馳走は誕生したのか?ここではその〃せんべい〃の開発秘話をご紹介します。

今から およそ300年前の江戸時代うっそうとした森の中に北に向かってどこまでも続く立派な道がありました。
その道を日光街道と言い江戸(東京)から遠く日光(栃木)までつながってました。

その中間地点でもある2番目の宿場町〃草加そうか〃には〃おせん〃と言う気が利くおばあさんが営むお団子屋さんがありました。
当時のお団子は今よりも硬かったそうです。しかし〃おせんさん〃が作るお団子は とろけるように柔らかいと町の評判だったそうです。

そんな ある日 顎(あご)を押さえて苦痛な表情を浮かべた お侍(さむらい)さんが〃おせんさん〃の団子屋さんを訪ねて来ました。
実は そのお侍さん なんと可哀そうに昨夜 笑いすぎて顎が外れかけていたそうです。しかしその時間もう病院は閉まってて仕方なく〃おせんさん〃の団子やさんに来たのでした。

そしてその お侍さんは外れかけた顎を直そうと なんと岩のように硬い食べ物を注文しました。
しかし今までお団子や芋の煮っ転がしなど柔らかい食べ物を得意としてきた〃おせんさん〃は硬い食べ物など作った事がなく たいそう困り果ててしまったそうです。

当時〃せんべい〃はまだ発明されてなく恐らくフランスパンもまだ日本にはありませんでした。さらに煮干しやスルメもちょうど切らしてしまってありませんでした。
仕方なく〃おせんさん〃乾燥して潰れてしまった売り物にならない お団子を硬くなるまで焼く事にしました。

その〃おせんさん〃の何気に行ったその作業が奇想天外のスペシャルな御馳走へと変わるのでした。

江戸時代の団子屋さんの中には気の利く〃おせんさん〃がいました。
まさにこのような状態で顎が外れかけたお侍さんがやって来た!

ーーーこのあと〃おせんさん〃は団子屋を辞め〃せんべい屋〃を始めます。 

つづきをどうぞ