テスト

2008年7月スカイツリーの建設現場では安全祈願祭が行われました。そしてやっと待ちに待った建設作業が開始されました。工事はまず地下に強固な地盤を造るところから始まりました。
狭い敷地面積そして決して強いとは言えない東京の土壌そこへ600メートル越えのタワーを建設するためにどれだけ強固な地盤が必要か徹底的に調べられました。

そしてその調査結果をもとに様々な形をした掘削機が地下50メートルの深さまで穴を掘ります。その穴の中にスカイツリーの根となる鉄骨が埋められて行きます。
また鉄骨の一番深いところには櫛状(くしじょう)の突起が付いてます。この方法は新技術で名前をナックルウォールと言うそうです。

その新技術を使うことで地震の揺れから建物を守る事が出来ます。その新技術のおかけで2011年の震災の時も塔本体はまったく揺れる事がなかったそうです。

一方その頃スカイツリーの建設現場とは別のところでタワーの建築素材でもあるパイプ状の鉄骨が造られていました。
パイプ状となった鉄骨の切断面と溶接場所は全てコンピューターの完璧な計算によって決まります。

いくつ物パイプ状の鉄骨が組み合わさりいびつな形をした鉄骨が完成します。形が完成した鉄骨は大量の塗料を吹き付けられテカテカに色付けされます。
塗装作業はチリやほこりの少ない屋内で行われますが一部の鉄骨は大きすぎて屋内は入り切りません。

そんなときは鉄骨を動かすのではなく建物自体 真っ二つに割れゆっくり動きながらその鉄骨を覆って行きます。
すべて完成したストロー状の鉄骨は大型トレーラーでスカイツリーの建設現場まで運ばれます。

その荷台に乗った鉄骨があまりに大きすぎるためそのとき大型トレーラーは小さなミニカーのようにも見えました。
最も大きい鉄骨は鉄板の厚さ10センチ 直径2.3メートル 高さ4メートル  そしてその重さは なんと2.9トンもあるそうです。

そして工事で使われた鉄骨の数は なんと3万7千本だったそうです。

鉄骨の切断と溶接をする場所は全てコンピューターの緻密な計算によって決まる
運ばれる鉄骨があまりに大きすぎるため大型トレーラーがミニカーのように見える (1)
運ばれる鉄骨があまりに大きすぎるため大型トレーラーがミニカーのように見える (2)

ーーーーーーこのあとスカイツリーは100メートル200メートルそして300メートルを超えさらに東京タワーの高さをも超えてい行きます。つづきをどうぞ