テスト

隅田川の川沿いを歩いていると遠くに見える背の高いスカイツリーの鉄骨の模様が変化しているのに気づきました。

実はスカイツリーのその模様は見る角度によってその形が違って見えるそうです。そのためどの方向から見ても左右対称には見えないそうです。
ある時は塔の中心柱より右に大きく見えたりある時は左に大きく広がって見えます。その錯覚作用(さっかくさよう)により様々な場所から少しずつ変わった形のスカイツリーを見ることが出来ます。

また晴れ渡った青空に白く輝くスカイツリーですが実はその色にも秘密が隠されているようでした。
スカイツリーの表面を目を凝らしてよーく見ると白に若干の青紫が混じっているのがわかります。

それは日本伝統の染め物 藍染(あいぞめ)をイメージした〃藍白あいじろ〃と言う色だそうです。
またその色の事をスカイツリーホワイトという事もあるそうです。さらにエレベーターはグレー展望台はメタリックホワイトのように微妙に色を使い分けているそうです。

そして夕方 東京の空が真っ赤に染まる頃 大きな夕日に照らされたスカイツリーも真っ赤な姿へと変貌を遂げます。
すると地面にあるスカイツリーの大きな影もまた黒から紫へと変わって行きます。しばらくすると一日の仕事を終えた太陽は地平線の遥か向こうへと消えて行きます。

その頃スカイツリーの下ではこれから始まる光のショー(ライトアップ)を見に多くの人が集まってました。
そして毎晩 夜7時になると真っ暗な夜空の上のほうからゆっくりと明るい光がともされます。

すると一度沈んだ太陽が復活したかのようにスカイツリーが光り輝き始めます。しばらくするとあたり一帯まるで昼間のような明るさを取り戻します。

夕日に染まるスカイツリー
スカイツリーホワイトと言われる藍白〃あいしろ〃
日本伝統の藍染工程

ーーーこのあと日本にとってつらく悲しかったあの時のことを振り返ります。つづきをどうぞ