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サウジアラビアの基本情報

人口は3000万 うち73%がアラブ人 966人の日本人が住んでいる

国土は日本の5.7倍~6倍 国土の殆どが砂漠

国旗にはアラビア文字でアラーのほかに神はないと書かれている

サウジアラビアの国旗

アッラーとはアラビア語で神様を意味する

首都はリヤド 世界で最もビザの取得が困難な国の一つ だったが

しかし2019年以降 観光ビザが解禁された webサイト予約または入国時に手続きを行う

料金は1万4000円 発効から1年間有効で 3か月滞在可能

入国カードの宗教欄には必ず何か宗教を書かなければならない

無宗教と書けば入国を拒否される 理由は神を信じない物は何をするか分からない為

街では男性同士手をつなぎ歩いている光景を目にする

サウジアラビアの国名の由来はサウド家のアラビア(国家)と言う意味

サウド家は もともとナツメヤシの栽培だけを行う農家であった

4月でも気温が40度を超すこともある

サウジアラビアには国会がなく国王と国王の相談役が国内の政策を決める

女性は男性の同意がなければ銀行口座を開くことが出来ない

近年 エンターテイメントが解禁され日本のアニメが人気 

ただDVDのパッケージには女性の肌とキスシーンと十字架の所はテープが張られ隠されている

作品によっては内容が一部削除されている 以前 テレビ放送の禁止を求めるデモが発生している

女性の服装

カタールやアラブ首長国連邦と同じ 女性はアバヤと言う全身 黒に頭を覆った服を着なければならない

アバヤ

サウジの石油事情

ある日 国王がドライブをしていたところ砂漠の真ん中に立つ一人の老婆を発見した。

すると国王は車を停め車のシートから札束を取り出し老婆に与えた。

老婆はこの優しいお方に どうか大地の恵みを与えてくださいと地面を叩いたところ地面から石油が湧き出した。

※実際はアメリカ人がサウジアラビアで5年かけて石油を掘り当てた※

7つ目に掘った井戸から念願の石油が出てきた。今でも記念のためにその井戸が残されている

サウジアラビアで初めて石油が発見されたときの井戸

当初 サウジアラビアでは石油より水の確保に重点を置いていた。

水源を掘り当てるつもりが油田の発見につながった。

その後 国王は国民の反発はあったが外国企業を受け入れることで利益を得た。

サウジアラビアでは石油の産出で年20兆円の利益を出している

世界30か国に石油を輸出し 日本は国内の30%の石油をサウジアラビアから輸入している

かつてはサウジが石油生産量 埋蔵量ともに世界一であったが 近年アメリカでシェールオイルが見つかり世界第2位に後退した。

現在 石油産出国 第1位はアメリカ サウジは2位へ後退

オイルサンド(石油入りの砂)が見つかりカナダがサウジ(又はロシア)に次ぐ石油大国になった

ちなみに順位は 1位はアメリカ 2位サウジ 3位ロシア またはカナダ の順

サウジアラビア人の生活

サウジアラビア人の平均月収は35万円 税金と医療費はタダ

電気代が2か月で千円ほど ガソリン代よりも水代の方が高い

サウジのガソリン価格は日本の10分の1  1リットル 13円ほど 9円の時もある

民家は ほぼ豪邸 2~3世帯一緒に暮らすのが普通

バスルームは9つ エレベーター付き

外国人労働者

1975年 ハリド国王は外国人労働者を大幅に受け入れた。サウジ人口1600万に対して600~700万の外国人労働者を受け入れた。

現在 全人口の3割が外国人

サウジアラビアと周辺国の地図

イエメン人がサウジで出稼ぎ労働をしている 

過酷な労働条件だがイエメン国内の20倍の賃金を稼ぐことが出来る

出稼ぎ労働者は 昔サウジアラビア人が住んでいた古いアパートで暮らしている 

中でもアフリカからの出稼ぎ労働者は極端に貧しい

一方 サウジアラビア人は あまり働きたがらない。怠け者と肥満が多い

成人男性の4分の3が肥満 サウジアラビア人の失業率は高く10%を超えている

そもそもサウジアラビア人は仕事がなくても食うのに困らない

サウジの貧困問題

結婚事情

結婚相手は母親が決める 母親同士で相性がいいかどうかを決める

家族同士の話し合いにより結婚が成立する いとこ同士の結婚も多い

コーランには夫が3回認めれば やっと離婚が成立する

しかし喧嘩のはずみで言った場合 嘘となり罰として貧しい人に100円を寄付する

イスラム教

世界のイスラム教徒が訪れる 世界のイスラム教徒の人口は12~13億人

インドネシアのイスラム教徒人口が世界で最も多く 2億7100万人 続いてインド

クルアン(コーラン)とは声に出して読むと言う意味

モスクの中へは男性しか入れない 

モスクへ入る前は必ず手や顔を洗うが どこからあらうかの順番が決まっている。

モスク内のメフラーブ(壁に造られたくぼみ)はメッカの方向を表している

イスラムの教えでも仏教同様 死後 天国と地獄が存在している

ミフラーブ

お祈り重視の生活 商店街ではお祈りの時間になると次々とシャッターが下りる

①日の出 ②正午 ③日没の2時間前 ④日没 ⑤就寝時 の一日5回のお祈りは欠かせない

定期的に塔の上のスピーカーからアザーンと言うお祈りの時間を知らせる声が聞こえる

国際関係

イランはアメリカ以外にアメリカと仲のいいサウジとも仲が悪い 

サウジでは金曜礼拝の後 公開処刑を行っている

サウジが政治犯罪者を処刑した際 その中にイスラムシーア派の宗教指導者がいたのが対立の原因となった

バーレーンやジブチなど さまざまな国がイランと国交を断絶した 

ただ国交断絶後もイラン人がサウジの聖地メッカへの巡礼は許されている シーア派の聖地 マゴメットも同じ

ペルシャ人(イラン)とアラブ人(中東のその他多くの国)の対立構造でもある 

イランでは革命以降 王政は廃止されたが ほかの中東各国では王制を続けているところが多い

なおイランでもコーランを読むときは だけはアラビア語で読まれている

料理

レストランでは家族以外の男女同席は許されない 男女別々の入り口が用意されている

女性用の食事スペースにはカーテンがかけられ中が見えなくなっている

マクドナルドや学校の入り口も男女別々 マクドナルドは支払いカウンターまで男女別々

会計レジも男女別々

カプサ

お祝い料理 

カプサ

ラクダ料理

ラクダ肉の物もある ラクダの濃厚ミルクもごちそうの一種 

ラクダ肉は市内の市場(スーク)で購入可能

サウジでは現在 ラクダは観賞用のペットとして飼われているが一頭 100万円もする

ラクダ肉
ラクダのミルク

羊料理

24時間煮込んだ羊料理

アラビアンピラフ

数種類のハーブを使った炊き込みおご飯 アーモンドの香りが香ばしい

アラビアンピラフ.

クッパ

ラム肉を使用したボール状の料理

クッパ
クッパの中身


<目次>

1サウジアラビアの基本情報
2サウジアラビアの歴史
3首都リヤド聖地メッカとメディナほか
4ヒジャーズ鉄道 アルヒジェル古代遺跡ほか