１パプアニューギニアの基本情報
パプアニューギニアの基本情報 |
島の大きさはグリーンランドに続いて世界で2番目に大きい 日本の本州は第7位
島の中央には4000メートル級の山脈がそびえる この山脈により国土は2つに分かれている
海抜3000メートルの所でも緑と森林が豊富 人口の大半はハイランド地方と言われる高地に住んでいる
年間降水量2000～15000ミリと雨が多い 日本は1500ミリ程度
5年ほど前 インドネシアに行ったときについでにパプアニューギニアもみようと思ったのですが、
ガイドブック(※地球の歩き方)にも出てないしネットにこの国は物価が非常に高く治安がかなり悪いとあったのでやめました。
ただ太平洋戦争時に旧日本軍の戦闘機の残骸が多く残っているため戦争マニアにとっては必見の場所です。
ちなみにパプアニューギニアは隣国インドネシアのパプア州に比べてだいぶ発展しているそうです。
人種は ほぼアフリカ系の黒人 インドネシアに行った時もパプア州出身の黒人をよく見かけました。
そしてインドネシア パプア州の人気のお土産はペニスパックとなってます。
パプア＝縮れ毛(マレー語) ニューギニア＝新しいギニア(スペイン人が付けた)もともとはパプアとニューギニアはそれぞれ違う国だった
オーストラリアから独立するさい合弁した。イギリス連邦の一つ 800以上の部族(１自らの髪でかつらを作るプリプリマン ２骸骨姿のスケルトンマン ケマセ族ほか)
5000万年前 オーストラリア大陸から切り離された 自然豊かで世界の動植物の5パーセントが生息 農業は戦中に日本人から教わった
国内に列車がない 遠浅で台風もない 水道がなく雨水を使用 コーヒーの産地 主食は芋 サゴ椰子から作るサクサク(保存食）バナナと一緒に食べる
サクサク(わらび餅の様な食べ物※味付けなし)に炭を入れて食べる
毒蛇にかまれ毎年600人の人がなくなる 解毒剤不足
1キナ＝41円 バナナ一本２キナ カニ一匹６キナ ムームー(蒸し料理)穴を掘りその穴をかまど代わりに造る伝統料理
((追加情報))
オセアニアとはオーストラリアを含む太平洋の島々のことを言う
主に①ポリネシア ②メラネシア ③ミクロネシアの3つの地域に分かれる
①ポリネシアとは多くの島と言う意味 ハワイからイースター島まで
ポリネシアン フラダンスが有名
②メラネシアは黒い人々が住む島と言う意味 パプアの人々はメラネシアにあたる
③ミクロネシアとは2000以上の小さな島からなる
パプアには700以上の民族が暮らしているがどの民族も芸術性に優れている
村にはひときわ目立つ精霊の塔が建っている 成人男性は芸術作品を一つ作れてやっと一人前の男だと認められる
作品のデザインは人のをまねてはいけない決まりとなっている 伝統楽器の太鼓の音は5～6キロ先まで聞こえる
((４つの産業))
①コーヒー 1930年代ジャマイカから持ち込まれた豆が始まり 今ではパプアのコーヒーは世界の名品となっている
②ココア 輸出額はコーヒーに次いで第3位
③コプラ 椰子の木を乾燥させたもの マーガリンなどの食用油の原料となる
④コパー 銅 世界3位の輸出量（※現在は30位 1位は南米チリ）
この4品で全体の8割を占める
((豚は財産))
パプア人は決して自分で飼っている豚を食べない お祝い事の際 贈られてきた豚しか食べない
パプア人にとって貴重な豚は お札にも描かれている
((ゴクラクチョウ))
極楽鳥は もともと標本用に足が切り落とされヨーロッパへ送られた
それを見た人が〃足がない＝着地できない＝永遠に飛び続ける鳥〃だと勘違いしていた
南十字星と極楽鳥のマークの入った国旗は15歳の子がデザインした。
((有袋類))
有袋類の動物が多い 有袋類はパプア島がユーラシア大陸から切り離された時 肉食動物がいなかったため生き延びた
パプアは蛇や猛獣も少ない平和な森となっている
アレクサンダートリバネアゲハは羽を広げると30センチ以上になる蝶
((歴史))
4千5百万年前 南極とオーストラリア大陸が切り離された
紀元前6万年前にパプア島に人が住み始めた 東南アジアの方から来た人々
約2万円前(氷河期) オーストラリア大陸とパプアニューギニア島は陸続きでつながっていた
約5000年前 貝のお金 シェルマネーが使い始められた
1526年 ポルトガル人が島の北部に上陸し島にパプア(縮れ毛=マレー語)と言う地名をつけた
1545年にはスペイン人が上陸 その時 住民がアフリカのギニア人に似ていたため
ちじれ毛を意味するパプアと新しいギニアと言う意味でパプアニューギニアと名付けられた
しかし白人の侵入を拒む原住民により植民地化は進まず 19世紀まで300年間 空白の時代が続く 記録が残っていない
1828年 オランダが他国に先駆け島の西半分の領土を主張する(今のインドネシアパプア州のあたり)
1848年 オランダがパプア島の西半分(現パプア州)を統治する
1884年 東半分(残りの半分 今のパプアニューギニアの領土)をドイツが南半分をイギリスが植民地化する
島はオランダドイツイギリスにより３分割統治
1899年 ドイツ政府は直接統治する ドイツ領ニューギニアとして世界に知られるようになる
1904年 イギリスが所有していた領土(パプアニューギニアの南半分)を そっくりオーストラリア領となる
1914年 第1次大戦が勃発する ドイツとオーストラリアの戦争でオーストラリアが勝利し
ドイツ領パプア(パプア島の東半分=現パプアニューギニア)もオーストラリアの物になる
1920年 イギリスがオーストラリアに代わりパプアニューギニアの領土を統治する権利を手に入れる
1940年 日本占領下にパプアニューギニアに日本人から農業の技術が伝わる
1942年 第2次大戦では日本軍がニューブリテン島のラバウルに上陸する
そしてパプア島の東部(現パプアニューギニア領)を占領
一方 オランダが統治するパプア島(西半分)はオランダの統制下が弱くなる
サンゴ海海戦(日本VSアメリカ オーストラリア連合軍)の間で戦闘が起こる
史上初の航空母艦同士の戦いだった 日本軍はポートモレスビーの攻略に失敗する
マラリアの流行もあり この戦いにおいて両軍合わせて21万人が犠牲となった
漫画家の水木しげるもこの激戦地で戦った
日本の敗北により 島はオランダとオーストラリアに返還される
東側(現パプアニューギニア)をオーストラリア西側(現インドネシア領)はオランダが引き続き統治していた
1949年 インドネシアはオランダ支配から脱却し独立を果たす
1961年 オランダは島の西半分を西パプア共和国として独立させた
それを認めなかったインドネシアがパプア島に進行して来た
1962年 パプア島西半分は国連の暫定統治の後 インドネシア イリヤンジャラ州となった
1963年 インドネシア パプア州で パプア紛争が勃発する 紛争で亡くなったパプア人10万を超える いまだ続いている
1975年にパプアニューギニアがオーストラリアから独立を果たす
パプアニューギニアは142番目の国連加盟国となった
１パプアニューギニアの基本情報
２ラバウル
３ラエ カミアリ
４セビック川(ハウスタンバラン)
５ポートモレスビー
６ゴロカ(マッドマンショー)
７マダン ハヤ村
８ガスマタ(ニューブリテン島)とその他の名所
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