テスト

実は僕も2012年に13年ぶりに宮城県を訪れた際に仙台駅構内で始めて厚みのある本物の牛タンをいただきました。
しかし仙台はどこの牛タン専門店も量は少なく しかも国産牛を使ってない割には値段が高く感じました。しかしその味は国産牛に引けを取らない見事な味に仕上がってました。

そのとき僕が入った店は老舗(シニセ)と言う事もあり牛タン定食が1600円とまあまあいい値段がついてました。
焼き肉店では自分で焼いた牛タンにレモンを絞りかけて食べる方法が一般的ですが仙台にはその習慣はないようです。

仙台の牛タンはあらかじめ焼く前に肉にしっかりと味付けされているようです。注文の際 塩とタレそして味噌とからし味噌の中から自由に選ぶ事が出来ます。
牛タン発祥の店 太助の初代店主は肉魚野菜の素材の味を生かすのは塩しかないと今でもこの店の牛タンは塩味のみの販売だそうです。

さらに僕が入った店の店員も塩をお勧めしましたが僕は味噌好きの愛知県民ですからどちらかというとやはり味噌味のほうが好きでした。

そしてその牛タンの隣には湧き水のように透き通った透明のスープがありました。そうですそれは牛のシッポを使った牛テールスープです。
その見た目から中身の少ないとっても軽いスープを想像していたのですがしかしその発想とは全く正反対の味となってました。

そのスープは味噌汁並みのコクがあり透明なのに中身のぎっしりと詰まった重量感に溢れる素晴らしいスープでした。テールスープは決して濁らせないのがうまさの秘けつだそうです。

さらに冬季限定で牛タンしゃぶしゃぶやしそとチーズを巻いた牛タンてんぷらまでサイドメニューとして用意されていました。一昔前までは牛タンの刺身や寿司まであったそうです。

そして実家のお土産にも牛たんステーキとピーマンの美味しい漬物を送りました。
またお土産の中には牛タンの燻製(くんせい)や佃煮(つくだに)そして駅弁までも販売されているそうです。

2012年に実際仙台で食べたときに撮影した牛タン
白く透き通った牛の尾を使ったテールスープ