テスト

大谷町の山のふもとには巨大な奇岩がいくつも転がっていますがそれらも大谷石から出来ているそうです。

さて地下の大空間(大谷石採掘場)を見学するツアーの参加者にはヘルメットと長靴が手渡されました。
そして参加者を乗せたワゴン車は山道の何にもなさそうな〃へんぴ〃なところで停まりました。

そこでツアー参加者が全員 車を降りるとツアーガイドが採掘場入り口の茶色くさびた鉄の門を開け中に入ります。
そこは明治43年(106年前)に採掘が始まり閉山されるまでおよそ70年間も採掘し続けて来た採掘場だそうです。

採掘場の入り口は まるでさびれた工事現場といった感じでした。地面には土に埋もれて半分以上 形を失ったレールと茶色く さびた鉄の箱がひっくり返って横になってました。
その箱は最盛期 大谷石を何度も運んだトロッコだそうです。地下に入ると一気に寒くなりツアー参加者の体は震えだします。

ツアー主催者の演出で採掘場入り口の近くには照明がありません。真っ暗闇の中ツアーガイドの案内を頼りに歩くこと数分で巨大空間の中ほどに到着しました。
そこでツアーガイドの合図とともに地下空間全体に照明がともりました。するとそこには飛行場の滑走路のように広大な地下空間が現れました。

さらに長い時間をかけれ雨水と地下水が蓄積(ちくせき)した湖のような地底湖が姿を現しました。全長300メートルのその地底湖は常に水深が4メートルに保たれているそうです。

ツアーではゴムボートに乗り1時間かけてその地底湖を探索するそうです。このツアーは観光客の安全性を確保するのに3年もかかったそうです。
そして2014年やっとツアーが始まったそうです。参加希望の人はインターネットで申し込みが出来るとの事でした。

ボート探索が終わったツアー参加者にはご褒美として冷え切った体を温めるゴボウ茶と大谷石に見立てたオオヤブロック(クッキー)がいただけます。

またそのほかの廃坑になった採掘場では不定期的にコンサートも開かれているそうです。

採掘場後にで出来た地底湖を探検するツアー
大谷平和観音