テスト

ゆったりしたお部屋には〃ふかふか〃の絨毯(じゅうたん)と〃ふわふわ〃のソファーが用意されていました。
十分にくつろげる そんな豪華ホテルの客室が なんと〃ガッタンゴットン〃と音を立てながら動き出しました。

さらに壁にはあの天皇家の紋章でもある菊の紋章が描かれてました。と言う事はやはりその部屋はホテルの客室ではなく なんと御料車の車内でした。
御料車とは天皇陛下を含めた皇族専用車両の事です。そして壁に描かれた菊の紋章は日本人のパスポートの表紙にも使われています。

その車両は明治天皇専用の日本初の御料車の展示でした。さらにその御料車は自動車のように手前に引き寄せる扉となってました。しかもその扉には特別な工夫がされていました。
万が一明治天皇がその扉に体をぶつけたとしても怪我をしないように扉には なんと豪華な刺繍が施(ほどこ)された〃座布団(ざぶとん)〃が取り付けられていました。

さらに鉄道博物館の車庫にはブルートレインの始まりとなったナハネフ22形式(1958年)製がありました。この車両は東京~博多間を走ってました。
車両の先頭には〃あさかぜ〃と書かれた看板が掲げられていました。そして車内の壁には栓抜きまで付いてました。しかし当時の寝台ベットは夜行バスのように狭かったようです。

また博物館の3階ではレールや信号機などの仕組みや電車がカーブをうまく曲がれるための構造や鉄道が物を楽に運ぶための工夫を学べます。

明治天皇専用の御料車(車内)の様子
明治天皇専用車両の外観
昔懐かしの夜行列車〃あさかぜ〃

ーーーーーこのあと日本一のジオラマと50年前の冷蔵車などの車両を紹介します。 
つづきをどうぞ