テスト

(オーストラリア中部 ノーザンテレトリー州の基本情報)

ノーザンテレトリーの面積は日本の3倍 オーストラリアの中央部は乾燥が激しく乾燥大陸とも言われている

年間の降水量は250ミリで日本の6分の1 大昔は熱帯雨林であったが 長い時間をかけ徐々に乾燥が進み今の姿になった

生き物にとっては厳しい環境にある

ウルル(エアーズロック )

ウルルの岩山は磁気を帯びているので方位磁石が正しい方向を刺さない

ウルルの場所

ウルル(エアーズロック )周囲10キロ 高さ333メートル 国立公園内は沖縄に匹敵する広さ

ウルル
エアーズロック

ウルルへは陸路ではなく飛行機で訪れるのが一般的 砂漠に作られた近代的な宿泊施設に宿泊する 

また宿泊施設内(エアーズロックリゾート)にはスーパーや銀行もある 5日間有効の入場料は1000円ほど 

エアーズロックリゾート

エアーズロックの名称はイギリス統治時代のヒンディーエアーズ総督(イギリス人)の名をとってつけられた

正式名称はアボリジニ語のウルル 世界で2番目に大きな一枚岩 (※世界一は同じオーストラリアのマウントオーガスタス(西部))

地上に出ている岩は全体の3分の1 残りの3分の2(又は9割と言う説もある)が地下に埋まっている

6億年前 ウルル一帯は現在のヒマラヤのように8000メートル級の山に囲まれていた

長い年月を得て周りの山は消えてなくなった 約7千年前硬い砂で出来た岩山のウルルだけが残った

アボリジニはウルルが形成されるもっと前(1万年以上前)からオーストラリアに住み続けていた。

太陽が当たる角度によって7つの表情を見せると言われている 午後6時になるとウルルが夕日で真っ赤に染まる

夕日に染まったエアーズロック
エアーズロックの滝

岩には1000年以上前にアボリジニが描いた36の壁画が残っている 岩絵には泉の場所などが示されている 

アボリジニの先祖が残した岩絵

エアーズロックに空いた穴はアボリジニのねぐらにもなっている

観光客の約7割(年30万)の人がウルルの岩山に登る 急斜面を1時間以上かけて登る

エアーズロック登山

しかし過去に岩から落ちて命を落とした人も30人以上いる

岩には命を落とした人の名前が刻まれたプレートが埋め込まれている

そのためエアーズロックは一種のお墓でもある

ウルル(エアーズロック)はアボリジニにとっての聖地であり観光客が神の岩に登る事をこころよく思っていない

政府は今後 岩登りを禁止するかどうかを検討している※ガイドブックによれば2019年10月26日 以降 登れなくなる※

また園内にはアボリジニ カルチャーセンターもある 

なおウルルの観光はオーストラリア自然保護協会とアボリジニの共同経営で行っている

(カタジュタ タタジュク オルガ岩群) ウルルから約30キロ離れたところにある

アボリジニの言葉でたくさんの頭の意味 高さは546メートル 

ウルルとは違った種類の岩でウルルと違い岩山に植物が生えている

カタジュタ
カタジュタ (2)

(キングスキャニオン) 270メートルの絶壁の谷

この地方では1か月以上雨が降らないが以前降った雨が岩の内部を流れ

その水が岩の中央部からぽたぽたと落ちる

キングスキャニオン (2)
キングスキャニオン
キングスキャニオン2

(イカリ) 笑っているよう見える山 イカリとはアボリジニ語で笑いの意味

イカリ

<動植物>

(エミュー) ダチョウの仲間 時速 50キロで走る 泳ぐのも得意 タスマニア島では絶滅してしまった

エミュー

(モロクトカゲ) ギリシャ神話の魔物からついた名前 見た目よりずっとおとなしい

体がとげとげで動きがぎこちない ラクダと同じで背中の脂肪が貯水タンクとなる

決まった種類のアリしか食べない 1回に1,000匹以上食べる またアボリジニもありを好んで食べる

モロクトカゲ
エアーズロック フクロモグラの遊び場

(ツアー)3日間コースの物が多く出ていて料金は350~1000ドル程度

(レンタカー)約470キロ離れたアリス・スプリングスで借りるか ※途中スタンドが3カ所しかない

20~30キロ離れたエアーズロックリゾートで借りるとよい 道はよく整備されている


<もくじ>
1オーストラリアの基本情報
2ウルル(エアーズロック)
3アデレード
4カカドゥ国立公園
5カンガルー島
6ダーウィン
7オーストラリア中央部の その他の名所