テスト

今から16年前の夏 僕は中国の吉林省からペクトゥサンを登りました。ちなみに中国ではペクトゥサンの事をチャンパイシャン(長白山※中国語)と昔の呼び方で呼んでます。
ただ登山口までのバスは出てませんでした。そこで仕方なくタクシーに乗ったのですが ぼったくられ運賃(高い)を払うのを拒(こば)んだら運転手に殴られそうになりました。

運賃は渋々(しぶしぶ)払ったのですがチャンパイシャン(長白山)には そんな苦い思い出があります。

中国側からの登山では落差70メートルの滝を見る事も出来ます。近くには小さくて汚い温泉もありました。
山の高さは2千数百メートルとそれほど高くなく道も整備されているので非常に登りやすかったです。そして頂上には山をスプーンでくり抜いたような形をした天地(火山口)がありました。

そのすり鉢状(すりばちじょう)の火山湖(天地)の向こう側が北朝鮮でした。しかし残念ながら登山路は向こう側の北朝鮮までは繋がってませんでした。

そして なんとそこにも実は生々しい領有問題が存在してました。
〃その実態は〃中国北朝鮮は山の領土をそれぞれ半分づつに分け合うでことでお互いの了解を得てますがそれに対して なんっとあの韓国が山は全部 北朝鮮の領土だと主張してます。

また呼び方についても韓国中国に対して中国名チャンパイシャン(長白山)ではなく朝鮮名のペクトゥサン(白頭山)と呼ぶよう注文を付けているそうです。
また韓国は世界に向けてこの山はペクトゥサンです。と言う宣伝をしているそうです。もちろん中国はその韓国の動きに反発してます。

ちなみに北朝鮮も昔は中国と同じ古い呼び方のチャンベクサン(長白山※朝鮮語)を使用していたそうです。

中国吉林省から見たチャンパイシャン(長白山)天地
長白瀑布 (2)
長白瀑布 (1)

ーーーーーこのあと自然大国〃北朝鮮〃からハイキングと滝に関する情報をお伝えします。つづきをどうぞ