テスト

おととしカンボジア(東南アジア)へ行って来ました。もちろん世界三大仏教遺産の一つアンコールワットほかプレアビヒアなど数々の美しい遺跡も見て来ました。
しかしカンボジア旅行はそんな おいしい話ばかりではありませんでした。宿で自転車を借りて たどり着いた先は至って静かな公園の様な野外博物館でした。

そこは辺鄙(へんぴ)な所にある博物館にもかかわらず多くの旅行者が集まってました。さらに博物館から出てくる人はみんな〃ずっしり〃と重い表情をしてました。
公園の様なその博物館の中央には塔のような建物がありました。その塔の中には 何やら白いボールのような物が沢山積まれてました。

そして〃そっと〃その白い塔に近づいて見てみたら なんとその塔は全部〃頭蓋骨ずがいこつ〃で出来てました。
そうですそこは独裁者ポルポトが起こした悲劇を後世(こうせい)に伝える〃キリングフィールド(屋外博物館)〃でした。そこでも見た物は全て〃唖然あぜん〃言うほかありませんでした。

その悲劇の始まりは約40年前のベトナム戦争にありました。ポルポトが出てくる前のカンボジアは王様が統治する平和な国でした。
しかしアメリカベトナムが退治するベトナム戦争の拡大で戦地がカンボジアにまで広がります。

するとアメリカは邪魔になったカンボジア国王をCIAのスパイ組織を使って国外へ追い出してしまいます。
その時のアメリカカンボジアが隣国ベトナムの物資(主に武器)の輸送に協力しているのが気に食わなかったみたいでした。

そして国王がいなくなったあとカンボジアを統治する事になったのが恐怖の独裁者ポルポトだったのでした。

アンコールワットで有名なカンボジア
カンボジアには過去にこんな悲惨な出来事もありました。 (1)
キリングフィールド(屋外博物館の塔)

ーーーこのあと独裁者ポルポトの見るも無残な虐殺行為が始まります。つづきをどうぞ