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フランシスコザビエル

おいしそうな蟹ですが 決して食べることはできません。

なぜならそれはザビエルガニだから

その伝説のカニに関する神話です。

ある日 宣教師フランシスコザビエルは水辺でのんびりと過ごしていました。その時ザビエルは誤って大事な十字架を水の中に落としてしまいました。

すると水の中からザビエルの落とした十字架を拾い上げるようにして一匹のカニが浮かび上がってきました。
  
ザビエルがそのカニに感謝の気持ちを述べるとカニの甲羅はそれまでなかった十字架の模様が浮かび上がってきました。

以後 人々は決してそのカニを食べようとはしなかったそうです。

<ザビエルガニに関する ビデオ>

中国のマカオにある聖ポール天主堂跡の建設の際 江戸幕府の宗教弾圧から逃れてきた日本人が天主堂の建設に携わったとの記録が残っています。

そしてマラッカ(マレーシア)のセントポール教会(丘の上の教会)内にもポルトガル人やオランダ人だけでなく日本人の墓石もあるそうです。

セントポール教会16世紀 ポルトガル王国
セントポール教会 内部の墓石

教会はサンチャゴ砦と同じ1521年(16世紀)創建 ポルトガル人が建てた教会です。

その後  改築と回収を繰り返し今では残念ながら屋根がなく半倒壊の状態です。 

教会の外にはフランシスコザビエルの白い像が建ってます。そのザビエル像の右手がかけているのは死後 彼の右手のみ故郷に贈られたためだとされてます。

1552年ザビエルは中国への布教の途中に亡くなり1553年ザビエルの遺体はここ(丘の上の教会)に9か月間安置されたそうです。

フランシスコザビエルの亡骸が安置された場所

<セントポール教会に関する ビデオ>

ザビエルは日本へ行く前マラッカでやじろうと知り合い日本への布教活動を決意したそうです。

そして1549年ザビエルは日本人やじろうとともに日本で初めてキリスト教を伝えます。

ただ琉球(沖縄)はやじろうがマラッカに来る1世紀(100年)も前からマラッカと貿易をしていたそうです。

またマラッカにはザビエルとやじろうが一緒に並んで立つ銅像が建てられた教会もあります。 

ザビエルと日本人やじろうの像(16世紀の人物)

 
その教会の中には 伝説のザビエルガニが大事に保管されているそうです。

<目次>
1マレーシアに関する基本情報
2マラッカ王国と
ポルトガル統治時代のマラッカ

3マラッカ
~フランススコザビエルに関する話題~

4オランダ統治時代のマラッカ
5タンチェンロックと中国人華僑(マラッカ)
6ハーモニーストリートほか
~マラッカの町の様子

7KL(クアラルンプール)の基本情報
8KLマレーシア独立記念日
9KLインドの奇祭タイプーサム
10KLチャイニーズニューイヤー
11ウミガメの出産(クアラトレンガヌ)
12ペナン島
13ランカウイやイポーとその他の名所