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(基本情報 )

国民の80%がキリスト教徒(ローマカトリック) 民族はインドヨーロッパ系でヒンドゥー教徒の共通点も多い

ヨーロッパでは一番最後にキリスト教を受け入れた国 かつてはヨーロッパ全土を収める大国だった時代もある

バルト三国のか1番南 東にベラルーシ 西にポーランドがある 地理的にはロシアのウラル山脈より西をヨーロッパという

ウラル山脈の位置

公用語はリトアニア語  毎年 人口よりも多い観光客が訪れる 面積は北海道の8割程度

バルト三国の中で唯一 かつて王様がいた国

バルト3国を通る列車は夏のみ冬は運休している また列車に自転車を積み込むことができる

バルト三国の地図

(特産品の 織物 リネン)

リネン (2)
リネン

(歴史 )

紀元前1万年の氷河期に人が住み始めた

紀元前2000年頃 ギリシャやローマが栄えていて 当時 バルト3国は極めて辺鄙な場所であった

7世紀~8世紀 バイキングの影響を受けるが略奪の被害には合わなかった

12世紀(1100年頃)ヨーロッパ全体でキリスト教が流行る 一方 リトアニアでは他宗教の独自の宗教を信仰していた

同じ頃 ドイツ騎士団がバルト3国を制圧しにやって来る 隣国 ラトビア辺りまで制圧されるがリトアニアまでは攻めてこなかった

13世紀(1236年) リトアニアではミンダウガス王と言う民族意識の強い国王が誕生する

それまでリトアニアは各部族の力が強く一つにまとまることがなかったが王は国を一つにまとめることでドイツ騎士団の進行に対抗した

14世紀(1397年)にキリスト教カトリックが正式な国の宗教となった 

実は王が国をまとめるためにキリスト教を取り入れた しかしそのことが原因で王は暗殺されてしまう

16世紀ごろまでリトアニアは独自の宗教を信仰していた 輪廻転生を信じ いけにえ の儀式も行われていた 

リトアニア自然環境の厳しさがキリスト教や部外者の進行を遅らせた

一方 次期 国王のユニナスも土着宗教ではなくキリスト教を信仰していた

しかし宗教には寛容であったためユダヤ教など さまざまな人種をリトアニアに呼び寄せた 

とりわけユダヤ教徒にとってリトアニアは住みやすい場所であった

リトアニアは東の方(ロシア)へと進出する 1300年代末期までには現ベラルーシやウクライナまで進行する

またロシアの一部まで占領しヨーロッパ最大の国となる 様々な文化を取り入れた国家として発展する

1385年 リトアニア皇室にポーランド人を招く ドイツ騎士団に対抗するための政策でもあった

その後 ポーランド リトアニア共和国が誕生する そしてポーランド リトアニアは宿敵 ドイツ騎士団と戦い 勝利する

ポーランド リトアニア共和国は更に領土を拡大ベラルーシ全域

ロシアとウクライナの一部を占領する ヨーロッパ最大の国家となる 

しかし権力は次第にリトアニアよりポーランドの方が上で王より貴族の権限が強くなる

16世紀~17世紀(1600年頃) 経済悪化が原因で隣国同士との紛争が発生する

ポーランド リトアニア国 紛争に巻き込まれ衰退する 一方 ロシア ドイツ スウェーデンなどの国が強くなっていった

1655年の北方戦争でポーランド リトアニア国はスウェーデンに大敗を期す 

18世紀 ポーランドは3回にわたり他国の領土となり分割されてしまう 

その時 リトアニアの領土の大半は帝政ロシアに占領される 貴族の財産は没収され さらにロシア文化を強制させられた

宗教はローマカトリック(キリスト教)からロシア正教(キリスト教)に改宗させられる

それまで使っていたアルファベットからロシアのキリル文字を使うように強制される  

リトアニアの農業と林業を中心とした経済はあまり発展しなかった そのころ多くのリトアニア人はアメリカへ移住した

20世紀(1905年)ロシア革命が起こりリトアニアでも帝政ロシアに反発する暴動が発生した。

リトアニア語が復活する 第一次大戦ではリトアニアはドイツに占領される

ドイツはリトアニア独立派からなる民族評議会を支持

ドイツは帝政ロシアに反発するリトアニア独立派を支持する形でリトアニアを統治した

リトアニアはドイツ統治下の元 自治権を認められ 独立を果たす

しかし 1918年 第一次大戦に敗北したドイツの国力は弱くなる 独立から20年 リトアニアはソ連に統治される 

1941年には再びドイツに占領される 第2次大戦時にはソ連により78万人のリトアニア人が虐殺される

一方 ドイツは大戦中 リトアニアでユダヤ人を虐殺した。

リトアニアに21万いたユダヤ人は2万人に激減した。ドイツのリトアニア統治は3年で終わり リトアニアは再びソ連に占領される

(シベリア抑留)
 
 
1889年 リトアニアの首都ビリアスに64体の遺体が無言の帰国を果たした

50年前のシベリア抑留で亡くなった人々であった

零下40度の凍った土の中に埋められていた 遺体は亡くなった時と変わらない状態で保存されていた

(冷戦終結)
 

ゴルバチョフの登場によりバルト3国では独立の機運が高まる

1990年 リトアニアはソ連からの独立を宣言する 翌年 ソ連軍が武力でリトアニアの独立運動を鎮圧する事件が発生する

しかしソ連邦が崩壊した事によりリトアニアの独立は達成される リトアニアは国連に加盟し

2004年にEUにも加盟 さらに2015年にはユーロを導入した。 

(人間の鎖)

バルト三国の人々 約200万人が参加した 約200万人全員が一人一人 手を結んで革命の歌を口にした。

エストニアの首都タリンから500キロ離れたリトアニア ヴィリウスまで手を結んだ人の列が連なった

(料理)

リトアニアでは豚肉がよく食べられる 耳まで食べる

豚の脂身のスライス ウオッカのつまみに最適 

アビリーズビールやハニービールが有名 甘味は少なくコクがあるのが特徴 

ドイツの様にジャガイモ料理が多い ビーバー肉のシチューやギョーザもある

(ニョッキ入りのチーズパスタ)
 

(ピンクボルシチ)

酸味のある冷たいスープ シャキシャキした歯ごたえのあるビーツが入っている

ピンクボルシチ

(テッペリ)

こねたジャガイモに練ったミンチを包みボイルした料理

サワークリームにべーとんを合わせて食べる

(クーゲリス)

ジャガイモのゴディング フライパンで鶏肉と玉ねぎを炒め じゃがいもペースト卵を加える

トレイに入れオーブンで焼く

クーゲリス

(鯉料理)

お祝い料理の一つ

(サコティス)

花のような形をした伝統的なお菓子 一袋1500円

サコティス
サコティス2

(バレリカス)

高級きのこの一種 きのこは根元を残して置けばまた生えてくる

(はちみつ)

ピーナッツオイルのようなこってりとしたはちみつ

リトアニアのはちみつ

(飲料)

 リトアニアのビールは美味しいが ワインは高い

ギラは伝統的な炭酸飲料 パンと水を発行させた飲み物

黒パンを発行させたロシア飲料のクワスもある

クワス
ギラ

(レストラン ALUDE)

民族音楽を聞きながら食事ができるレストラン ガーリック風味の揚げパン

ニシンの酢漬け ジャガイモ料理他 ツェペリナイ

(レストラン ベルゲンジュネイラ)

両面をこんがりと焼いた じゃがいもパンケーキなど 素朴な味の料理を出すレストラン 

ラビオリ ブルーベリーのコルトゥーニャ じゃがいもを詰め込んだ特性腸詰めなど

ツェペリナイ
ビリヤニ


<もくじ>
1リトアニアの基本情報
2首都ビリアス
3ビリアス郊外
4その他の名所