テスト

そのとき僕は浴槽で大きな鍋でじっくり煮込まれた真っ赤な茹でタコになったような気分を味わってました。気持ち良すぎてタコの骨まで溶けそうと言ったところでした。
そして隣には おでんの鍋でじっくり煮込まれたゆで卵と思いきやそれは おじいちゃんの〃つるつる〃頭でした。

実は〃湯もみショー〃が終わったあと やっと温泉(お風呂)を見つけ出す事が出来ました。その温泉は石段を上った先のちょっとした森の中にありました。
またそこは天井から壁とさらに湯船に至るまで全て木製造りの風情のある浴室となってました。

さて群馬県には日本三大うどんのひとつ〃水沢うどん〃や厚さが薄く幅の広い〃ひもかわうどん〃と美味しい名物うどんが数多くあるようです。
そして草津でも またひと味違った美味しい うどんに出会うのでした。

温泉街で発見したのは旬の野菜とキノコが煮込まれた みそ仕立てのうどんでした。しかもその麺は平らでペラペラの群馬名物あの〃ひもかわうどん〃でした。
しかし草津ではそのうどんの事を〃おきりこみ〃と言うそうです。

さらに草津味とうじうどん(1人前1800円※要予約)と言う手打ちうどんを使った鍋料理もありました。
こちらはうどんの麺をこねる時に小麦粉の中にクマザサ(植物の葉)を摩り下ろした緑の粉を入れます。すると薄い緑色の綺麗な色のうどんが完成します。

その緑の(茹)うどんと一緒にテーブルに出されるのは鉄鍋に入った具だくさんの鍋料理です。食べ方はまず とうじかご(茶越し)の中に うどんを入れます。
そしてそのまま茶越しを鍋の中に入れ うどんを温めたのちお椀に移し鍋の具や汁と一緒にいただきます。

またクマザサは青汁の原料としても使われているそうです。さすが群馬こんな山奥に来てまでも変わったうどんと出会う事が出来ました。

壁から天井と浴槽に至るまで木で出来た浴室 草津の白旗
こちらが草津名物のみどりのうどんでした。草津味とうじうどん