テスト

韓国北朝鮮軍事境界線を見に行くパンムンチョン(板門店)ツアーでは大きな建物の中に通され書類にサインをさせられました。

そしてどうやら参加者全員のサインが集まったようでした。隊長がそれを確認したところでやっと建物の外に出る許可が下りました。
そしてその建物の扉の向こうには低くて平らなプレバブ小屋が数件見えて来ました。

そのプレバブ小屋の中で今から約60年前(1953年)アメリカ韓国そして北朝鮮によって停戦協定の書類が交わされたのでした。しかしその当時 韓国は戦争をやめたくなかったそうです。
まあ男だったら最後まで戦うべきでしょう しかし戦争を始めるも終わらすもアメリカの様な大国(又はソ連と中国)の都合が優先されます。

結局のところは韓国アメリカの都合で停戦せざる負えなくなったのでした。それが今の南北分断の悲劇につながっていると言う事でした。

そしてパンムンチョン(板門店)のプレハブ小屋の周りには〃いかつい〃兵隊さんたちが国境の警備を行っています。
それらの兵隊さんは相手の兵士に見下されない様に背の高さが175センチ以上である事が条件だそうです

また国連(主にアメリカ)人の兵隊さんと会話出来る程度の英語力が必要だそうです。そのためそこの兵隊さんたちは皆エリートが多いと言う事でした。
入国検査(※パスポートにスタンプを押す)はありませんが38度線(※国境)を少しだけ越えて北朝鮮に入る事が出来ました。

パンムンチョン(板門店)では北朝鮮韓国のそれぞれの兵隊さんが警備している物の緊張感はなく もう既にそこは完全に観光化されていました。

さらに北朝鮮のケソン(開城)からも数多くの中国人観光客が訪れてました。また中国人観光客はソウルから来た欧米人観光客に交じり記念撮影をしながら楽しく観光してました。
そこには かつての敵国(中国人と欧米人)同士が仲良く観光する平和な光景がありました。

その光景を見たときは近い将来 一般の韓国人や北朝鮮人も気楽にこのパンムンチョン(板門店)ツアーに参加できる日も近いと感じました。

朝鮮南北統一を願う一般市民の様子
板門店で警備に着く兵隊さん (1)
板門店で警備に着く兵隊さん

ーーーーーーこのあともう一つの軍事境界線の観光地カンボジアとタイとの国境にあるプレアビヒア遺跡を紹介します。つづきをどうぞ