テスト

さて休憩時間も終わりパンムンチョン(板門店)ツアーの参加者は再びバスへと乗り込みました。そして一行を乗せたバスは のどかな田舎道をひたすら走って行きます。

ソウルからパンムンチョン(板門店)のある軍事境界線までは距離にして60~80キロそして片道約2時間の道のりでした。そしてバスはいよいよ軍事境界線の近くまでやって来ました。
すると周りの景色も今までの のどやかな風景から薄暗く物騒(ぶっそう)な場所へと変わって行きました。さらに今まで晴れてた天気が なんと薄暗く曇って来ました。

そしてバスの中もそれまでの遠足気分から一転 緊張感ある戦地に向かう雰囲気となって来ました。それはあの北朝鮮がすぐそこまで迫っている事を感じさせる物でした。
さらにバスが通る道幅も〃ぐいっ〃と狭くなって来ました。そしてその道のところどころに土管や大きな鉄くずで出来たような障害物が置かれていました。

それらの障害物は全て韓国軍が設置した物でした。万が一北朝鮮軍が攻めてきても簡単には道を通らせないようにするための物でした。

そしてゆっくりと進むバスは何度も何度も韓国軍の検問で止められます。そこには数多くの銃を持った兵隊さんが警備にあたってました。
普段 見慣れない光景にツアー参加者たちもすっかり疲れ気味と言ったところでした。しかしその非現実的な光景は我々旅行者が最も望む物でもありました。

そしてバスは最後の検問を終えたところで一旦停車しました。そこから先は観光バスが通れないエリアになってました。
そこでツアー参加者はバスを降りアメリカ軍(※国連軍)が用意した軍用車に乗り変えます。

パンムンチョン(板門店)の軍事境界線北朝鮮はもう目と鼻の先(※すぐそこ)まで迫っていました。数分後 軍用車は天高くそびえる大きな建物の手前で停まりました。

そしてその建物の向こうが あの夢にまで見たパンムンチョン(板門店)の軍事境界線と言う事でした。

軍事境界線に近づくと一気に緊張感が高まる (1)
軍事境界線に近づくと一気に緊張感が高まる (2)

ーーーーーーこのあと巨大な建物の中でツアー参加者一人一人に恐怖の書類が配られます。つづきをどうぞ