テスト

プサン最大の〃チャガルチシジャン(市場)〃に来た僕は亀の案内ではなくアジュマ(おばさん)の案内で乙姫(おとひめ)様が経営する竜宮城レストランへとやって来ました。

異国の地と言う事もあり どんな料理を出しているのか全く分からなかった僕は料理の注文を全てアジュマにお任せしました。
そして料理が運ばれてくるまでの時間を利用してアジュマと世間話をしてました。

アジュマは貿易(ぼうえき)のため九州とプサンを年に何度も往復する商売の達人だそうです。当時(2000年)は日韓関係も良好でさらに景気も良かったので結構も儲けていたみたいでした。

そうこうしている間に最初の料理が運ばれて来ました。どうやらその料理は韓国ケチャップに付けていただくみたいでした。
はてケチャップに付ける食べ物とは海老団子か?それとも海鮮ハンバーガーか?謎は深まるばかりでした。そしてその答えとなる料理が大皿に盛られて運ばれて来ました。

その大皿いっぱいに盛られたその料理とは〃ぷりっぷり〃の歯ごたえがたまらない白味のお刺身でした。
さあ〃チャル モッケッスミダ(いただきます)〃と両手を合わせた後 各自 箸を手に一斉に食べ始めました。そして僕もそのお刺身を一口〃パクリ〃とやる事にしました。

すると歯ごたえ十分のその刺身は噛めば噛むほど中から〃じゅわっ~〃と深い味が染み出て来ました。
そして先程のケチャップのように見えていたのはコチュジャン(韓国味噌)を使った味噌をベースにした調味料でした。

2000年当時は大皿いっぱい(4~5人前)の刺身が たったの1000円程度でした。そして一度にあれだけの大量の刺身を食べたのは生まれて初めてでした。

平皿に〃どっぷり〃と盛られた白身の刺身(韓国プサン)
味噌ベースの調味料ですがこんな色をしてました。
味噌ベースの調味料ですがこんな色をしてました。

ーーーーこのあとまだまだ宴会は続きます。果たして2品目に選ばれる料理は一体 何なのか? つづきをどうぞ