テスト

大勢の〃アジュマ(韓国おばさん)〃とアジュマが運ぶ大量の箱と一緒に船の中に乗り込みました。すると酸っぱい韓国キムチの匂いが漂って来ました。(※2000年当時)

そして船の入り口の大きな通路を通り抜け狭い廊下へと進みます。その狭い廊下の先には畳み20畳ほどの広い寝室がありました。
もちろんその寝室は共同で寝泊まりする大部屋ですが一番安いチケットとしては上等でした。そして船内のルームメイトもみんな〃アジュマ(韓国おばさん)〃の方々でした。

〃アジュマ(韓国おばさん)〃の方々は一昔前の日本のおばさんと言った感じです。今の日本のおばさんより正確は明るく友好的です。
しかも日本語のレベルは超一流で日本人が話す日本語と変わりませんでした。

さて太陽が沈む前までにしなければいけない大仕事がありました。そこで僕はタオルと洗面具を用意し大浴場へと向かいます。
再び狭い廊下を歩き数ある沢山の部屋の中から入浴場を探します。ここはトイレそしてあっちは出口と言った感じで どうにかこうにかしてやっと入浴場にたどり着きました。

そして脱衣所で服を脱ぎ風呂場へと向かいます。ガラスで出来た引き戸を引くと〃どっ〃と大量の湯気が押し寄せて来ました。
そしてその湯気の向こうには海の景色と一体となった大浴場がありました。そこは なんと壁が全面ガラス張りとなった入浴場でした。

そのため風呂の湯に漬かると まるで海の中に〃ぽっかり〃浮かんでいるような気分になります。

船の中から海を臨むことの出来る大浴場
船の中から海を臨むことの出来る大浴場
船の中から海を臨むことの出来る大浴場

ーーーーこのあと海が真っ赤に染まり湯船から壮大な夕日を望(のぞ)む事となります。つづきをどうぞ