テスト

それは僕がまだ子供(約30年前)だった頃の事です。

僕の父親は曲がった事が大嫌いで常に真っすぐ生きるように心がけていました。僕もその教えを十分に受けていたにも関わらずいつの間にか曲がった人生を送る事となってしまいました。

そして父親が常日頃から口にしている言葉が〃早メシ早クソ〃でした。その言葉は父親が子供の頃 第2次世界大戦を戦った日本兵から聞かされた言葉だそうです。
その言葉の意味するところは戦時中〃もたもた〃してると置いてきぼりになるばかりでなく命取りになると言う事です。そして父親は常にその言葉通りの生活を送ってました。

そんなある日の日曜日 僕の母親は たまたま実家に出かけてました。そして僕と父親だけが家で留守番となりました。その日の昼食は父親と一緒に食べるカップ麺でした。
そしてカップ麺にお湯を注ぎ約3分待ちます。そのときちょうどテレビでマジックショーをやってました。

マジシャンが帽子から鳩を〃ぱっ〃と出したかと思ったらポッケからハンカチを取り出し〃すっ〃と鳩を消してしまいました。
今となっては初歩的なマジックですが子供の頃の僕にとっては新鮮で ついつい見入ってしまいました。そしてついついカップ麺の仕上がり時間の3分を過ぎてしまいました。

そしてふと父親のほうを見ると なんと先程テレビで見た鳩のように父親のカップ麺の中身が〃すっかり〃と消えて無くなってました。
実はそのとき父親は超強力な掃除機(又は吸引機)のようにカップ麺の中身を吸い込み全部 飲み込んでしまったのでした。

これぞ〃早メシ早クソ〃の極意と言ったところでしょう 何とも凄い荒技でした。さて〃早メシ〃の後は〃早クソ〃と言って父親はトイレへと向かいました。

しかし先程 勢いよく すすりこんだカップ麺の麺が なんと下腹部辺りで〃こんがらがり〃詰まってしまった様でした。そのため惜しくも〃早クソ〃とまでは行きませんでした。

父親のその教訓は戦地から引き揚げて来た日本兵から教えられた言葉でした。
父親のその教訓は戦地から引き揚げて来た日本兵から教えられた言葉でした。
父親のその教訓は戦地から引き揚げて来た日本兵から教えられた言葉でした。

ーーーーこのあと全部つながっていると思うくらい長い韓国冷麺を紹介します。おそらく強力な吸引力を持つ僕の父親も韓国冷麺だけは長すぎて すすり切れないでしょうつづきをどうぞ