(韓国旅行１)下関フェリーターミナルにて

日本列島の本州をひたすら西に下りその突き当りには青く澄み切った海がどこまでも広がってました。それより先は道はありません。
そうですそこは本州の一番 西の端 山口県の下関(しものせき)の海岸でした。下関は白く太ったボールのような魚〃ふぐ料理〃で有名な所です。

さて海の潮風を浴びながら海沿いの道を散歩する事にしました。しばらく歩くと　なんと海水をせき止めるかのように〃ドカーン〃と大きな壁が現れました。
その白い壁は目の前の海を遮(さえぎ)るようにして建ってました。さらにその天まで届きそうな背の高い壁は太陽の光までも遮(さえぎ)ってました。

一体 誰がこんなところにダムを建設したのはと思いながらも〃邪魔臭い〃ので とりあえずその壁を押してみる事にしました。
すると　なんと動くはずのないその巨大な壁が〃グイグイ〃と動き出しました。さらにその壁からは思わず肩がすぼむほどの大きな音で〃ポーー〃と汽笛が鳴りました。　

するとそこに現れたのは　なんと白くて大きな旅客船でした。そして今夜　僕はその大きな旅客船に乗って韓国プサン(釜山)へ行く事になるのでした。
それにしても巨大ダムの外壁と見間違うほど大きな旅客船でした。散歩のあと早めの夕食を済ませフェリーターミナルへと向かいました。

船乗り場の構内は薄暗く非常に静かでした。そしてチケット売り場ではパスポートチェックはあった物の何の問題もなく韓国プサン(釜山)行きのチケットを購入出来ました。
そして出国検査も難なく済ませ いざ韓国プサンに向けて出港となりました。

ーーーーこのあと船へと乗り込みます。するとそこでは あの韓国特産の赤い匂いが乗客たちを出迎えてくれました。　つづきをどうぞ